きょうのユーロドルは1.16ドル台での上下動に終始している。リバウンド相場の展開は続いているものの、本日1.1635ドル付近に来ている200日線の下での推移が続いており、上値が抑制されている模様。一方、円高が急加速しており、ユーロ円は東京時間に177円台まで急落する場面が見られた。しかし、NY時間にかけて買戻しが続き、東京時間の下げは解消している。 今週は10日木曜日にECB理事会が開催され、利上げが確実視されている。むしろ市場の焦点は、今回の利上げを長期的な引き締め局面の次の一歩と位置付けるのか、それとも今後の政策について選択肢を残すのかに移っている。 アナリストは、ユーロ圏経済がECBの想定以上に底堅く推移していることから、ECBはタカ派姿勢を示す可能性が高いと指摘。高水準のエネルギー価格に加え、今後の賃金上昇加速を示唆する指標や、市場ベースのインフレ期待の小幅な上昇も、ECBが物価上振れリスクを警戒する要因になると見ている。また、ECBは今回の理事会で成長見通しを引き上げると予想されている。利上げ自体はほぼ織り込み済みのため、金融市場では声明やラガルド総裁の会見を通じ、追加利上げの可能性をどの程度示唆するかが注目されそうだ。 EUR/USD 1.1627 EUR/JPY 179.33 EUR/GBP 0.8588 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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