−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−- 海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比) NY金 2026/12 4,439.0 - 37.6 シカゴ大豆 2026/11 1,316.25 +6.50 NY銀 2026/12 6,700.0 + 25.2 シカゴコーン 2026/12 533.50 -3.25 NYプラ 2026/10 1,853.2 + 27.2 NY原油 2026/10 93.03 +1.55 NYパラ 2026/12 1,369.10 - 34.80 ドル・円 153.99 -2.27 *ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◎NY外為=ドル円は154円水準で推移 NY為替市場、ドル円は154円台まで買い戻されていた。ただ、円相場はここ1週 間で急速に上昇し、東京時間には一時152円台まで円高が進んでいる。FRB関係者 のタカ派発言や強い米雇用統計といったドル買い材料が存在するにもかかわらず、円が 買われる異例の展開となっている。 日銀の金融政策に対する観測の変化も背景の1つにある。タカ派な日銀審議委員から 連続利上げや大幅利上げを示唆する発言が飛び出し、それを否定する発言も出ないこと から、市場では従来の想定以上のペースで利上げが進むとの見方が急速に強まった。 警戒されているのは円高の水準よりも「スピード」であるとの指摘も出ている。過去 には急激な円高に伴う円キャリー取引の巻き戻しが世界的な株安を引き起こした経緯が あり、今回もポジション解消の連鎖が懸念されている。もっとも、日本当局の意図は1 55−160円を長期的な円安の下限としつつ、急変動を抑えた緩やかな円上昇軌道へ の誘導にあるとの指摘も多い。 円高は輸出企業を中心に日本株の短期的な重しとなる一方、ドル離れの受け皿として 円が選好される可能性も秘める。日米の金融政策格差の縮小を背景に、円相場は世界市 場の動向を左右する波乱含みの局面を迎えているという。 ◎NY貴金属=金は原油高を背景にした米金利高で続落、プラチナ反発 ニューヨーク金は軒並み続落、銀は反発。 金12月限は続落。時間外取引は、アジア時間の前半、小幅安で推移した後、後半に 入り、原油高を嫌気し、下げ幅を拡大した。欧州時間に入って下値を切り上げたが、売 り圧力は強く、25ドル超の下落で推移。日中取引に入ると、下げ幅を拡大し、軟調な 展開を強いられた。原油高でインフレ懸念が高まり、米長期金利が上昇、米利上げ観測 が強まり、見切り売りが増えたもよう。米株式市場で二ュ—ヨークダウが大幅続落とな り、リスク回避ムードが強まったが、4400ドルが支持線となり、安値からは離れて 終えた。 銀12月限は反発。時間外取引では小安く推移。ただ小高く推移する限月も見られ、 方向感を欠いた。欧州時間は前日の引け値水準でもみあった。日中取引は金の下落につ れ安となった後、下値を切り上げ、引けで買い優勢となった。 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが反発、パラジウムは続落。 プラチナ10月限は反発。時間外取引では、アジア時間から反発し、2ケタ高で推 移。欧州時間に入り、上げ幅を縮小したが、11ドル超の上昇で推移。日中取引では、 金が下げ幅拡大、二ュ—ヨークダウが大幅続落の逆風下、逆行高を維持した。ドル建て 現物相場が一時、1850ドル台に上昇する堅調推移に支援され、上げ幅を拡大した。 金の軟調な値動きに上げ幅を縮小したが、堅調に引けた。買い戻しに加え、9日にワー ルド・プラチナ・インベストメント・カウンシル(WPIC)の四半期報告を控え、強 気の需給報告が出る思惑買いがあったもよう。 パラジウム12月限は続落。時間外取引から売り優勢となり、欧州時間で13ドル超 の下落。日中取引は一段安となり、一時40ドルを超える下落を強いられた。 ◎LME=全面高、ドル安/ユーロ高や中東情勢不安などが買いを支援 アルミ3カ月は続伸。3314ドルで小幅続伸で取引を開始。イランによるサウジア ラビアの空軍基地やエネルギー施設攻撃が伝えられるなか、中東情勢の悪化や中東湾岸 諸国からのアルミ供給不安が高まったうえ、銅高、ドル安/ユーロ高が強気材料となっ て浮上。4日の高値3321ドルを上抜いて3358.50ドルを記録。高値では転売 の動きが広がり上げ幅を縮小したが、終値ベースで3340ドル台を維持する堅調とな った。 銅3カ月は大幅続伸。1万4509ドルで小反落で寄り付いたが、始値がこの日の安 値となった。アジア、欧州、米国と株式市場全体としての頭は重かったが、半導体関株 が堅調となったことが強気材料視された。また、ドル安/ユーロ高や7日まで日足が4 日連続の陽線引けの強気のテクニカル要因も買いを促す要因となり、一時は今月7日に 付けた高値1万4533を上抜き1万4779ドルまで大きく上昇し、前日に続いての 最高値を更新。終値ベースでも1万4700ドル台を維持する大幅高となった。 ◎NY原油=続伸、サウジとフーシ派の軍事衝突が拡大 ニューヨーク原油の期近は続伸。 世界最大級の産油国であるサウジアラビアとイエメンのフーシ派の軍事衝突が拡大し ていることが買い手掛かり。フーシ派はサウジ南部のジザン製油所を繰り返し攻撃して いる。今のところサウジの東西パイプラインは狙われていないが、警戒感は高まってい る。8月の中国貿易統計で、原油輸入量の回復が続いたことも支援要因。イラン戦争が 始まった後、豊富な備蓄もあって中国は高値での石油購入を極力控えていたが、7月、 8月と輸入量が上向いている。8日のスポット市場でドバイ原油は一時1バレル= 108ドル超まで堅調に推移し、アジア勢の需要の強さを示唆。タンカー攻撃を続ける イランに対し、米軍もイランのタンカーに報復攻撃を実施したほか、米ウォール・スト リート・ジャーナル(WSJ)の報道によるとイランが7日に米戦艦に対して秘密裏に 第二波の攻撃を実施したこともリスクプレミアムの拡大を後押しした。ただ、米戦艦は 被弾していないという。 ◎シカゴ大豆・コーン=大豆は中国向け輸出期待で反発、コーンは期近は続落 大豆は反発。 この日は発表はなかったものの、前週末まで中国向けの大口成約が頻繁に報告され、 同国向けの輸出が根強く期待されるなか堅調となった。一時、11月限は1320セン ト台まで値を伸ばし一代の高値に迫ったうえ、1300セントに近づくと買い戻される 底堅さも見せた。11月限は9月1日以降、1300セントを下値支持線にしての高も みが続いている。 コーンは期近は続落。 米農務省(USDA)発表の週間輸出検証高は前週を上回る強気な内容だったもの の、一代の高値を更新した9月2日にかけての上伸の後で11日発表の米農務省(US DA)月例需給報告を意識した玉整理基調が強まった。8月下旬のクロップツアーの 結果を受けて9月USDA月例需給報告での米生産量引き下げの可能性が浮上しながら も、この日は8月末から9月2日にかけて記録した上げ幅を相殺する下落となった。 MINKABU PRESS
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