きょうの為替市場はNY時間にかけてドル高が一服している。ユーロドルは東京時間に一時1.15ドル台前半に下落したものの、1.15ドル台半ばに買い戻されている。一方、ユーロ円は買い戻しが優勢となり、179円台に一時上昇している。 FRBが明日のFOMCで利上げを実施し、さらに追加利上げの可能性を示唆した場合、ユーロドルは下落する可能性があるとの見方が出ている。アナリストは、現在のユーロドルを動かす最大の要因は世界の株式市場と短期金利だと指摘。FRBの利上げによって市場心理が悪化すれば、ユーロドルは短期的な下値目標である1.15ドルまで容易に下落する可能性があるという。 欧州での利上げ見通しを巡り、中銀当局者と市場のギャップが拡大しているとの指摘が出ている。エネルギー高騰によるインフレ再燃を受け、金融市場では追加利上げの観測が急浮上。スワップ市場は今後1年でECBが4回実施する展開を織り込んでいる。しかし、政策当局者は慎重姿勢を崩していない。ECB当局者は市場の利上げ織り込みを行き過ぎと判断しており、エコノミストの予測も1-2回に留まっている。 EUR/USD 1.1541 EUR/JPY 178.97 EUR/GBP 0.8565 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。