日中取引開始後、原油の2027年2月限は上昇。ただ、夜間取引の高値からは押し 戻されている。 米ポリティコの報道によると、トランプ米政権は90日間にわたるディーゼル燃料の 輸出禁止を計画している。供給不足からディーゼル燃料の価格が高騰しており、農業を 含めて経済活動に悪影響が現れる可能性が高いことが背景。禁輸についてクリス・ライ ト米エネルギー長官は否定的だが、トランプ米大統領は支持している。 米国がディーゼル燃料の禁輸に踏み切った場合、ディーゼル燃料の在庫が増加するも のの、備蓄施設がなくなれば製油所は稼働率を低下させる見通しだ。その際にディーゼ ル燃料だけでなく、ガソリンなどの燃料の生産も減少する。従って、ディーゼル禁輸は その他の石油製品価格の上昇を招く可能性が高い。また、米国のディーゼル燃料輸出に 頼っている欧州では価格が急騰する公算で、世界全体としてみれば混乱のほうが大きい だろう。 時間外取引でニューヨーク原油11月限は前日比0.33ドル安の91.83ドルで 推移。本日これまでのレンジは91.65〜92.79ドル。 原油2月限の予想レンジは8万4000円から8万5000円、ガソリン先限は9万 0000円から11万0000円、灯油先限は10万0000円から12万0000 円。 MINKABU PRESS
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