[今日の視点]貴金属=続落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、続落して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク安を受けて売り優勢とな
ろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク安を受けて軟調となろ
う。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は50.87ドル安
の4123.57ドル、銀が80せント安の6074セント、プラチナが25.75ド
ル安の1712.25ドル、パラジウムは20.57ドル安の1210.92ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=157.39/41円で、前営業日の
大引け時点から0.07円の円高。
 先限の寄り付き目安は、金が2万1350円前後、銀は312.0円前後、プラチナ
は8440円前後、パラジウムは6250円前後。
【NY金は原油高や米国債の利回り上昇が圧迫】
 金はきのうの海外市場では、原油高や米国債の利回り上昇を受けて売り優勢となっ
た。
 金は原油高や米国債の利回り上昇が圧迫要因になった。トランプ米大統領がイランの
和平案を拒否したことを受けて原油価格が急伸した。米国債利回りは上昇し、30年債
利回りが2004年5月中旬以来、10年債利回りは07年6月中旬以来、2年債利回
りは24年5月以来の高水準を付けた。ただ原油はカタールが米国とイランとの協議を
約束したことを受けて上げ一服となった。
 欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は、今年のインフレはユーロ圏全体に危険な
二次的効果をまだ生み出していないため、ECBとして緩やかな政策対応が引き続き適
切だとの認識を示した。米連邦準備理事会(FRB)のクック理事は、人工知能(A
I)関連の需要と原油高を背景に、今後数カ月はインフレ圧力が続くとの見通しを示し
た。
 銀はきのうの海外市場では、原油高や金軟調を受けて売り優勢となった。
【NYプラチナは原油高や金軟調が圧迫】
 プラチナはきのうの海外市場では、原油高や金軟調を受けて売り優勢となった。
 プラチナは原油高や金軟調が圧迫要因になった。トランプ米大統領がイランの和平案
を拒否したことを受けて原油価格が急伸した。ただカタールが米国とイランとの協議を
約束したことを受けてニューヨーク市場で上げ一服となった。米国債利回りが上昇した
ことも下げ要因となった。
<今日の予定>
・貿易収支 2026年8月確報(財務省)
・キャッシュレートターゲット公表(オーストラリア準備銀行)
・米ケース・シラー住宅価格指数 2026年7月(S&P)
・米消費者信頼感指数 2026年9月(カンファレンスボード)
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