[今夜の視点]シカゴコーン=需給報告前で玉整理主体か、小麦には注意

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴコーンの夜間取引はもみ合い。12月限は5ドルとび台前半のもみ合い。
 前日急落した小麦の動向には注目したいが、9日に米農務省(USDA)の月例需給
報告を控えていることで、今夜は玉整理主体の値動きになる可能性がある。
 9日の需給報告の米国産の焦点は、新穀年度の期末在庫がどの程度上方修正されるの
かになりそうだ。後述するように、ロイター通信の集計が17億Bu台に乗せなかった
ことで、それに乗せるようであれば弱材料視される可能性も出て来るだろう。
 なお、今夜は週間輸出成約高にも注目したい。

 前日のシカゴは反落。小麦が急落したことに圧迫されるなか、この日ロイター通信が
集計した9日のUSDA需給報告に対するアナリスト平均が生産高は157億2100
万Buと、前月から下方修正見通しとなったものの、期初在庫の急増で期末在庫が16
億9500Buまで上方修正される見通しとなったことに圧迫された。
 小麦は、調査会社、IKARが9月のロシアのバルト海経由の小麦輸出が140万ト
ンに増加して、10月は180万トンに増加する見通しと報じたことが嫌気されて急落
した。また、同国のインターファックス通信は、現在同国の穀物の60%がバルト海経
由で行われており、7月1日から始まった2026/27年度の同国産小麦のバルト海
経由の輸出は9月までに680万トンに達したと報じている。

 12月限は500.50セントまで下落したが、何とか5ドル台を維持して、引けは
502.00セントだった。

<今夜の予定>
◆ ドイツ ◆
【経済】 15:00 貿易収支 2026年8月(連邦統計庁)
◆ アメリカ ◆
【経済】 21:30 新規失業保険申請件数(労働省)
【経済】 23:00 卸売在庫 2026年8月確報値(商務省)
【農産】 21:30 週間穀物輸出成約高(USDA)
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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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