[今日の視点]貴金属=続落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、続落して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク安を受けて売り優勢とな
ろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク安を受けて軟調となろ
う。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は100.06ドル
安の3886.51ドル、銀が160せント安の492セント、プラチナが
10.60ドル安の1433.93ドル、パラジウムは7.55ドル安の981.21
ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=157.65/67円で、前営業日の
大引け時点から0.08円の円安。
 先限の寄り付き目安は、金が2万0120円前後、銀は257.0円前後、プラチナ
は7020円前後、パラジウムは5000円前後。
【NY金は株安や原油高が圧迫】
 金は前週末の海外市場では、株安や原油高を受けて売り優勢となった。
 金は株安や原油高が圧迫要因になった。アマゾンやインテルの決算が予想以下となっ
たことをリスク回避の動きとなった。人工知能(AI)関連企業による巨額支出に対す
る懸念が一段と高まった。今週はアップル、AMD、クアルコム、パランティアなどの
決算発表がある。一方、イランのイスラム革命防衛隊(IRGC)は、ホルムズ海峡で
無許可の航路を通過しようとした石油タンカー3隻が火災を起こし、爆発したと発表し
た。原油高も金の圧迫要因になった。今週は米中間選挙がある。事前投票が過去最高と
なり、民主党が優勢とみられている。米下院で民主党が過半数を取り、米上院は接戦に
なるとみられている。
 米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は、インフレ率が高く経済が堅調な中、金融
政策の方向性は「明確」だが、今後利上げを進めるペースは未確定との認識を示した。
米セントルイス地区連銀のムサレム総裁は、高止まりするインフレに対応するため、近
く利上げが必要だとの認識を示した。米ダラス地区連銀のローガン総裁は、米連邦準備
理事会(FRB)がインフレを抑制するには少なくともあと2回の利上げが必要だとの
認識を示した。
 銀は前週末の海外市場では、株安や原油高、金軟調を受けて売り優勢となった。
【NYプラチナはリスク回避が圧迫】
 プラチナは前週末の海外市場では、株安や原油高、金軟調を受けて売り優勢となっ
た。
 プラチナは株安や原油高、金軟調が圧迫要因になった。人工知能(AI)投資に対す
る懸念を受けてリスク回避の動きとなった。今週はアップル、AMD、クアルコム、パ
ランティアなどの決算発表がある。一方、米軍が中間選挙後にイラン攻撃を再開すると
みられており、原油高も圧迫要因になった。ただ中間選挙では民主党が優勢とみられて
おり、選挙の結果とイラン攻撃の行方を確認したい。
<今日の予定>
・中国製造業購買担当者景況指数 2026年10月(RatingDog)
・独小売売上高 2026年9月(連邦統計庁)
・ユーロ圏製造業購買担当者景況指数 2026年10月確報(Markit)
・米製造業景況指数 2026年10月(ISM)
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