アジア株 総じて上昇、上海株は小幅続落

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間18:19現在
香港ハンセン指数   30157.49(+80.34 +0.27%)
中国上海総合指数  3239.66(-5.15 -0.16%)
台湾加権指数     10851.60(+51.03 +0.47%)
韓国総合株価指数  2213.56(+2.96 +0.13%)
豪ASX200指数    6221.82(+0.46 +0.01%)
インドSENSEX30種  38837.36(+136.83 +0.35%)

 9日のアジア太平洋株式市場は総じて上昇。米中貿易協議の行方を見定めたいとする空気が強く、明日10日に欧州中央銀行(ECB)理事会や臨時の欧州連合(EU)首脳会議が開催されることもあり、上昇した市場が多いものの、値動きは小幅にとどまった。上海株は高値圏にあることで、利益確定の売りに押されて小幅続落。

 上海総合指数は小幅続落。乳製品メーカーの内蒙古伊利実業集団、自動車メーカーの上海汽車集団、酒造会社の貴州茅臺酒が買われる一方で、保険大手の中国人寿保険、コンテナ・港湾サービスの上海国際港務、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)が売られた。
   
 香港ハンセン指数は小幅続伸。通信サービスのテンセント・ホールディングス、不動産開発の碧桂園控股(カントリー・ガーデン・ホールディングス)、世界的金融グループのHSBCホールディングスが買われる一方で、保険会社のAIAグループ、銀行大手の中国建設銀行、食品加工サービスの万洲国際(WHグループ)が売られた。
   
 豪ASX200指数は小動き。娯楽施設運営のクラウンリゾーツ、石油・ガス会社のウッドサイド・ペトロリアム、資源・鉱山会社のBHPグループが買われる一方で、オーストラリア・コモンウエルス銀行、小売会社のウールワース・グループが売られた。

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