29日前引けの日経平均株価は前営業日比200円53銭安の2万448円47銭と続落。前場の東証1部の売買高概算は5億3633万株、売買代金概算は8960億2000万円。値上がり銘柄数は603、対して値下がり銘柄数は1440、変わらずは80銘柄だった。 きょう前場の東京市場は、前日の米国株下落を受けてリスク回避の売りが優勢となった。前日の米株市場では主要銘柄の決算を受けた急落が足を引っ張ったが、背景には中国向け需要の減速があり、この流れを受け東京市場でも中国関連株などに売りが目立つ展開となった。アジア株市場が総じて軟調に推移していることや、1ドル=109円10銭台までドル安・円高に振れたこともネガティブ材料となっている。 個別では売買代金トップの任天堂<7974>が軟調、SUMCO<3436>、東京エレクトロン<8035>、SCREENホールディングス<7735>など半導体関連も売られた。武田薬品工業<4502>が値を下げ、トヨタ自動車<7203>も冴えない。コマツ<6301>、ファナック<6954>なども下落した。トレンドマイクロ<4704>が大幅安。半面、東京電力ホールディングス<9501>が強い動きをみせたほか、良品計画<7453>も堅調。幸楽苑ホールディングス<7554>が反発、ネオジャパン<3921>、デジタルアーツ<2326>なども大きく買われた。 出所:minkabuPRESS 株式情報
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