NY株式22日(NY時間12:26) ダウ平均 24398.72(-307.63 -1.26%) ナスダック 7046.22(-111.01 -1.57%) CME日経平均先物 20525(大証終比:-35 -0.17%) きょうのNY株式市場でダウ平均は反落。きょうは先週までの楽観的なムードも一服している。IMFが世界経済の見通しを再び下方修正しており、上げも一服しているようだ。連休中に発表された中国のGDPなど経済指標が景気減速の可能性を示唆したことも嫌気されている。 中国関連の産業株やIT・ハイテク株が下落し、ダウ平均は一時326ドル安まで下落。ジョンソン&ジョンソンが決算を発表し、今年は成長鈍化を見込んでいることを明らかにしたことも雰囲気を圧迫している。 ただ、今回の決算で、企業が今年は鈍化を予想してくることは、ある程度市場も織り込んでいる節もある。FRBの慎重姿勢や米中貿易問題解決への期待で、先週まで買戻しが続いていた株式市場だが、雰囲気が激変する動きまでは出ていないものと思われる。 ダウ採用銘柄ではジョンソン&ジョンソンのほか、キャタピラー、ボーイング、3Mが下落。ゴールドマン、JPモルガン、シェブロンも売られている。一方、マクドナルド、ナイキ、ウォルマートが上昇。 ジョンソン&ジョンソンは取引開始前に10-12月期決算を公表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、2019年度の通期見通しは1株利益、売上高とも予想を下回っている。今年は成長の鈍化を見込んでおり、全体の売り上げは0%から1%増を予想しているという。 ナスダックも大幅反落。マイクロンやエヌビディア、AMDといった半導体関連が下げを先導しているほか、アマゾン、ネットフリックス、アップルなどFAANG銘柄も揃って下落。 ギャップが下落。アナリストが投資判断を「売り」に引き下げた。目標株価も従来の27ドルから23ドルに引き下げている。 イーベイの上昇が目立っている。同社の株式4%を保有する投資会社エリオットが、オンラインのマーケットプレイス事業の価値向上の必要性が迫られているとし、提案書を取締役会に送付したことが明らかとなっている。 ギャップ 25.02(-0.99 -3.81%) イーベイ 32.97(+1.97 +6.35%) アルファベット(C) 1079.61(-18.65 -1.70%) フェイスブック 148.85(-1.19 -0.79%) ネットフリックス 329.16(-9.94 -2.93%) テスラ 299.43(-2.83 -0.94%) アマゾン 1653.24(-42.96 -2.53%) エヌビディア 150.32(-6.61 -4.21%) ツイッター 32.60(-0.67 -2.02%) ダウ採用銘柄 J&J 127.81(-2.88 -2.23%) P&G 89.64(-1.78 -1.96%) ダウ・デュポン 56.45(-1.61 -2.82%) ボーイング 358.94(-5.79 -1.61%) キャタピラー 132.52(-4.08 -3.03%) ユナイテッド 111.61(-2.29 -2.03%) ビザ 137.79(-0.71 -0.52%) ナイキ 80.62(+0.17 +0.21%) ウォルグリーン 71.33(-1.07 -1.49%) 3M 191.95(-3.91 -2.04%) エクソンモビル 71.94(-1.05 -1.46%) シェブロン 112.34(-2.03 -1.81%) コカコーラ 47.45(-0.16 -0.34%) ディズニー 110.40(-0.64 -0.58%) マクドナルド 184.29(+1.72 +0.95%) ウォルマート 97.78(+0.05 +0.05%) ホームデポ 176.86(-2.72 -1.56%) JPモルガン 102.67(-1.92 -1.87%) トラベラーズ 122.98(-1.03 -0.84%) ゴールドマン 197.95(-4.59 -2.31%) アメックス 99.34(-1.14 -1.15%) ユナイテッドヘルス 264.61(-0.89 -0.34%) IBM 122.23(-1.59 -1.30%) アップル 154.93(-1.89 -1.21%) ベライゾン 57.11(+0.02 +0.04%) マイクロソフト 105.99(-1.72 -1.62%) インテル 48.22(-0.97 -2.00%) ファイザー 42.08(-0.45 -1.06%) メルク 75.68(-0.19 -0.25%) シスコシステムズ 44.79(-0.24 -0.54%) minkabu PRESS編集部 野沢卓美
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