反落、石油需要の下振れ懸念が根強い=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
        NY原油先物2月限(WTI)(終値)
1バレル=52.07(-0.24 -0.46%)

 ニューヨーク原油は反落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.25~0.24ドル安。その他の限月は0.79~0.18ドル安。

 世界的な景気減速と石油需要の下振れ懸念が根強く、上値が抑えられた。石油輸出国機構(OPEC)が発表した月報では、今年の石油需要見通しが前年比129万バレル増の日量1億8万バレルで据え置かれており、ほとんど材料視されていない。

 時間外取引で2月限は軟調に推移。通常取引開始前には51ドルちょうど付近まで軟化した。通常取引開始後、50.98ドルまで安値を塗り替えた。ただ、引けにかけては下げ幅を縮小した。米国が中国からの輸入品に対する関税の撤廃や引き下げを検討していると伝わっているが、米財務省は報道を否定した。

minkabu PRESS編集部
      

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