アジア株 総じて軟調、中国の貿易縮小が重石

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
        東京時間18:00現在
香港ハンセン指数   26298.33(-368.94 -1.38%)
中国上海総合指数  2535.77(-18.07 -0.71%)
台湾加権指数     9708.22(-51.18 -0.52%)
韓国総合株価指数  2064.52(-11.05 -0.53%)
豪ASX200指数    5773.37(-1.21 -0.02%)
インドSENSEX30種  35819.19(-190.65 -0.53%)

 14日のアジア株は、総じて軟調。この日発表された12月の中国貿易統計で、輸出入ともに予想外の減少となったことが背景。貿易黒字額は増加した。輸入の減少が大きかったことで、中国の内需が弱まっていることが警戒された。

 上海総合指数は反落。主力株はほぼ全面安。酒造会社の貴州茅臺酒、銀行大手の中国農業銀行、保険大手の中国平安保険、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、自動車メーカーの上海汽車集団、乳製品メーカーの内蒙古伊利実業集団などが売られた。
   
 香港ハンセン指数は反落。上海株と同様にほぼ全面安。通信サービスのテンセント・ホールディングス、世界的金融グループのHSBCホールディングス、資源大手の中国海洋石油、銀行大手の中国建設銀行、カジノ大手五の銀河娯楽、保険大手の中国人寿保険などが売られた。
   
 豪ASX200指数は小幅続落。多角経営企業のウェスファーマーズ、医薬品のシーエスエルなどが売られる一方で、鉱山会社のBHPビリトン、銀行大手のウエストパック銀行、オーストラリアコモンウェルズ銀行が買われた。
      

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