クリスマス期間中は株式市場が乱高下し、為替市場でもリスク動向に目まぐるしい相場展開がみられた。乱高下の一因として、クリスマス休暇で参加者が少なかったことが影響していたようだ。しかし、きょうからは欧州勢がクリスマス休暇明けとなる。為替市場にとってはロンドン時間が主戦場となることが多く、この時間帯に流動性が戻ってくることが期待されよう。
昨日の米株式市場ではアマゾンの年末商戦が好調だったことがムードを好転させていた。また、米政府当局者からは、トランプ大統領がパウエルFRB議長の解任について考えていないとしていた。過剰な不安心理は一服したようだ。ただ、株式市場は引き続き不安定な動きとなっている。急落、急反発の後遺症で積極的な売買は一部のプレーヤーに限定されやすい。足元では、日経平均が2万円台を回復して大引けを迎えている。一方で、香港ハンセン指数はマイナス圏での取引に転じている。欧州株の初動は不安定な動きになりそうだ。
この後の海外市場では、英欧関連の経済指標発表は特段予定されていない。米国では、新規失業保険申請件数(22日までの週)、コンファレンスボード消費者信頼感指数(12月)などが発表される予定。ただ、気を付けたいのが米連邦政府が閉鎖されていることによる影響。今日発表予定だった11月新築住宅販売件数は発表予定が未定となっている。まだ、ギクシャクとした状況が続きそうだ。
まずは、欧州株の流動性状況をにらみながら、相場動向に落ち着きが取り戻されることを期待したいところだ。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
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