前回はサプライズな大幅雇用減、今回は回復見込み=米雇用統計直前まとめ 21時半に3月の米雇用統計が発表される。2月の雇用統計がかなりサプライズな弱さを見せた後だけに、注目を集めている。 2月の雇用統計は非農業部門雇用者数(NFP)が前月比-9.2万人と、市場予想の+5.0万人、1月の+12.6万人(速報時の+13.0万人から下方修正)を大きく下回る結果となった。失業率は4.4%と1月の4.3%から悪化した。市場予想は4.3%での横ばいであった。一部医療従事者のストライキ、悪天候などの要因もあったが、それらを差し引いても弱い数字で、これまで米景気への警戒感がありつつも、雇用は底堅いという印象が崩れる結果となった。 今回の市場予想は、NFPが+6.0万人と一気の回復が見込まれている。失業率は4.4%で横ばいの見込み。NFPは前月比のため、前回値が弱いと次は強めに出やすい。前回のストライキや悪天候といった特殊要因もなくなることを考えると、予想前後の数字が出てくる可能性が十分にある。予想を超えて強い結果が出ると、イラン紛争を受けた物価高警戒の中、利上げ期待が強まる可能性がある点に注意したい。
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