金は小反落、イタリアの財政懸念がやや後退=NY金概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY金先物12月限(COMEX)(終値)
1オンス=1228.70(-1.40 -0.11%)
 
 金12月限は小反落。サウジアラビアの記者殺害疑惑が引き続き相場を支えたものの、年初来安値圏で下値を探っていた上海総合株価指数が当局者の口先介入から値を戻したことで中国に対する警戒感が緩み、金を圧迫した。イタリアの財政懸念がやや後退し、対ユーロでドル高となったことも金の重しとなった。ただ、オフショア人民元は下落基調を維持しているほか、7-9月期の中国国内総生産(GDP)は前年比6.5%増と2009年以来の低い伸びを記録するなど、中国の不透明感はあまり後退していない。

(minkabu PRESS編集部) 

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。