NY株式24日(NY時間16:26) ダウ平均 25790.35(+133.37 +0.52%) ナスダック 7945.98(+67.52 +0.86%) CME日経平均先物 22615(大証終比:+25 +0.11%) きょうのNY株式市場でダウ平均は3日ぶりに反発。この日はジャクソンホールでのパウエルFRB議長の講演が行われたが、議長は従来通りに漸進的な利上げ姿勢を示していた一方で、「インフレが2%超で加速する明らかな兆候はなく、経済の過熱リスクは高まっていない」との認識も示していた。従来からの慎重スタンスを維持しており、株式市場では追い風となった模様。 IT・ハイテク株が上昇したほか、議長の講演を受けて為替市場でドル安が進み、それに伴い原油や金属など商品相場が上昇したことからエネルギー株も上昇。そのほか、銀行や産業株も堅調に推移した。産業株についてはこの日発表になった耐久財受注が強い内容となったこともフォローとなっていたようだ。 ダウ採用銘柄では、ダウ・デュポンやインテル、ビザが上昇しているほか、キャタピラー、3M、エクソンモービル、シェブロンも堅調。ユナイテッド・ヘルス、ベライゾンも高い。一方、ゴールドマン、ナイキが下落。ナイキはスポーツ用品販売最大手のフットロッカーの決算が冴えなかったことで連れ安となっているようだ。 ナスダックは最高値更新。ネットフリックスやエヌビディア、AMDを始め、IT・ハイテク株は揃って上昇。 ネットフリックスはアナリストが投資判断を「買い」に引き上げている。インドでの期待を高めているようだ。 通信機器のアリスタ・ネットワークが上昇。S&Pダウジョーンズ社がS&P500株価指数の採用銘柄にすると発表した。 ギャップが大幅安。5-7月期決算を発表しており、オールドネイビーのブランドが底堅く、全体の既存店売上高、1株利益とも予想を上回ったものの、ギャップ・グローバルブランドの既存店売上高が予想以上に減少していたことが嫌気されている。 設計図作成用ソフトウェアのオートデスクが大幅高。5-7月期決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。 アリスタ 308.58(+25.97 +9.19%) ギャップ 29.65(-2.79 -8.60%) オートデスク 157.20(+20.89 +15.33%) アルファベット(C) 1220.65(+15.27 +1.27%) フェイスブック 174.65(+1.75 +1.01%) ネットフリックス 358.82(+19.65 +5.79%) テスラ 322.82(+2.72 +0.85%) アマゾン 1905.39(+2.49 +0.13%) エヌビディア 272.22(+5.38 +2.02%) ツイッター 34.28(+0.40 +1.18%) ダウ採用銘柄 J&J 135.95(+0.84 +0.62%) P&G 83.36(+0.12 +0.14%) ダウ・デュポン 69.21(+1.10 +1.62%) ボーイング 349.38(+1.90 +0.55%) キャタピラー 138.21(+1.42 +1.04%) ユナイテッド 133.36(+0.74 +0.56%) ビザ 144.20(+2.10 +1.48%) ナイキ 82.45(-0.46 -0.55%) ウォルグリーン 69.23(-0.06 -0.09%) 3M 205.29(+2.54 +1.25%) エクソンモビル 79.62(+0.54 +0.68%) シェブロン 119.01(+0.91 +0.77%) コカコーラ 45.63(-0.07 -0.15%) ディズニー 111.93(-0.07 -0.06%) マクドナルド 159.38(+0.33 +0.21%) ウォルマート 94.95(-0.23 -0.24%) ホームデポ 201.30(+1.14 +0.57%) JPモルガン 114.68(-0.05 -0.04%) トラベラーズ 130.51(+0.99 +0.76%) ゴールドマン 235.11(-1.23 -0.52%) アメックス 105.76(+0.39 +0.37%) ユナイテッドヘルス 264.28(+2.86 +1.09%) IBM 146.04(+0.67 +0.46%) アップル 216.16(+0.67 +0.31%) ベライゾン 54.78(+0.50 +0.92%) マイクロソフト 108.40(+0.84 +0.78%) インテル 47.66(+0.68 +1.45%) ファイザー 42.40(+0.20 +0.47%) メルク 69.04(+0.07 +0.10%) シスコシステムズ 46.32(+0.30 +0.65%) minkabu PRESS編集部 野沢卓美
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