【これからの見通し】パウエルFRB議長講演に関心集まる、バランスとった発言も きょうのメインイベントはジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長講演。8月初頭にはそれほど材料視されていなかったが、先週末にトランプ米大統領がFRBの利上げ路線を批判したことで、注目度が上昇した経緯がある。 昨日はジョージ・カンザスシティー連銀総裁が年内あと2回の利上げを支持すると発言。また、金融政策に対するトランプ発言の影響を否定した。カプラン・ダラス連銀総裁からは、今後9か月から12か月で3回ないし4回の利上げが適切との見方が示されていた。比較的、タカ派ムードでパウエル議長講演を迎えることとなっている。 ただ、その他のFOMCメンバーのなかには、長短金利の逆転現象への警戒感や、中立金利水準についての議論を提起する動きもでてきている。利上げの落としどころについての議論もあるようだ。トランプ政策が米経済に与える影響については、貿易戦争は外部環境を悪化させる要因ともなっている。したがって、パウエル議長講演は事前のムードよりは強弱のバランスをとった内容となる可能性があろう。 週末を控えているタイミングでもあり、今週続いている円安相場にポジション調整やイベント後の利益確定の動きが入りやすいことも指摘される。パウエル発言後の値動きに注意しておきたい。 その他のイベントとしては、日本時間午後9時半に米耐久財受注・速報値(7月)が発表される。前月比はマイナスに転じる見込み。一方、輸送除くコア前月比は伸びが加速する見込み。ただ、パウエル発言を日本時間午後11時に控えて、反応は一時的にとどまりそうだ。 minkabu PRESS編集部 松木秀明
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