原油反発。中東情勢の悪化懸念などで。95.63ドル/バレル近辺で推移。
金反落。ドル指数の反発などで。4,182.85ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)休場。
上海原油(上海国際能源取引中心)休場。
金・プラチナの価格差、ドル建てで2,438.40ドル(前日比85.10ドル縮小)、円建てで12,957円(前日比114円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(9月28日 18時30分時点 6番限)
金 21,443円/g
白金 8,486円/g
ゴム 441.2円/kg
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)
●NY原油先物(期近) 月足 単位:ドル/バレル

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「『国際秩序回復』はインフレ退治に有効」
前回は、「『後戻りできない世界』が原油高」と題して、後戻りすることが難しい事象(筆者イメージ)について、述べました。
今回は、「『国際秩序回復』はインフレ退治に有効」と題して、現在発生している長期視点のインフレのイメージについて、述べます。
9月22日、高市首相は国連総会で一般討論演説を行いました。加盟してから約70年間、日本が一貫して国連の活動に賛同してきたこと、今後もさまざまな場面で活動をサポートすることなどを述べました。このおよそ20分間の演説に、世界中の国々が直面しているインフレを撲滅する策が垣間見えました。
9月22日に高市首相が国連総会で行った一般討論演説の要約文を確認します。冷戦の安定した時代は過去のものであること、中東情勢とエネルギー安全保障への対応、核軍縮・平和への取り組み、「法の支配」に基づく国際秩序を守る、グローバルサウス・気候変動・防災への貢献、AIの発展と偽情報への対応、そして国連改革などを訴えました。
世界全体として法の支配が低下している、民主主義が後退している、情勢悪化を受けて物流が不安定化している、AIのマイナス面が拡大している、などの認識を示しました。そして、こうした現状に対し国連の役割が大変に大きくなっているとの認識も示しました。
国連が役割を果たし、世界全体として法の支配が回復すれば、世界的な秩序が回復することが期待されます。
その国連の事務総長は、昨年開催された大阪・関西万博の国連のパビリオンで放送されたビデオメッセージで、健やかなや地球で、全ての人が平和・尊厳・平等で繁栄する世界を作り上げることは可能であること、こうした未来は自動的に実現するわけではなく、一人一人の努力が必要であることなどを、述べました。
国連が役割を果たすこと、世界中の人々一人一人が考えをもって行動すること、これらが同時進行することによって初めて、国際秩序回復が実現すると言えます。そして、その延長線上で、長期視点のインフレ低下が実現すると、筆者は考えています。
ここで述べている長期視点のインフレとは、以下の図で示している、原材料価格高を起点としたインフレである「コストプッシュインフレ」の要因の一つであり、資源武器利用(出し渋り)の横行、マネーストック(通貨供給量)の増加などが原因で起きている、国際協調によって抑制できるインフレを指しています。
アメリカの中央銀行に当たるFRB(米連邦準備制度理事会)や日本の日本銀行などの中央銀行による利上げによって鎮静化することが期待されるインフレではありません。インフレにも種類があることに、留意が必要です。
高市首相の演説や国連事務総長のビデオメッセージなどから考えることができるインフレ対策は、世界中で進行している、「秩序よりもビジネスを優先する動き」が生んだ、資源武器利用の横行とマネーストックの増加を国際協調によって抑え込むことです。
図:現在発生している長期視点のインフレのイメージ

出所:筆者作成
金反落。ドル指数の反発などで。4,182.85ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)休場。
上海原油(上海国際能源取引中心)休場。
金・プラチナの価格差、ドル建てで2,438.40ドル(前日比85.10ドル縮小)、円建てで12,957円(前日比114円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(9月28日 18時30分時点 6番限)
金 21,443円/g
白金 8,486円/g
ゴム 441.2円/kg
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)
●NY原油先物(期近) 月足 単位:ドル/バレル

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「『国際秩序回復』はインフレ退治に有効」
前回は、「『後戻りできない世界』が原油高」と題して、後戻りすることが難しい事象(筆者イメージ)について、述べました。
今回は、「『国際秩序回復』はインフレ退治に有効」と題して、現在発生している長期視点のインフレのイメージについて、述べます。
9月22日、高市首相は国連総会で一般討論演説を行いました。加盟してから約70年間、日本が一貫して国連の活動に賛同してきたこと、今後もさまざまな場面で活動をサポートすることなどを述べました。このおよそ20分間の演説に、世界中の国々が直面しているインフレを撲滅する策が垣間見えました。
9月22日に高市首相が国連総会で行った一般討論演説の要約文を確認します。冷戦の安定した時代は過去のものであること、中東情勢とエネルギー安全保障への対応、核軍縮・平和への取り組み、「法の支配」に基づく国際秩序を守る、グローバルサウス・気候変動・防災への貢献、AIの発展と偽情報への対応、そして国連改革などを訴えました。
世界全体として法の支配が低下している、民主主義が後退している、情勢悪化を受けて物流が不安定化している、AIのマイナス面が拡大している、などの認識を示しました。そして、こうした現状に対し国連の役割が大変に大きくなっているとの認識も示しました。
国連が役割を果たし、世界全体として法の支配が回復すれば、世界的な秩序が回復することが期待されます。
その国連の事務総長は、昨年開催された大阪・関西万博の国連のパビリオンで放送されたビデオメッセージで、健やかなや地球で、全ての人が平和・尊厳・平等で繁栄する世界を作り上げることは可能であること、こうした未来は自動的に実現するわけではなく、一人一人の努力が必要であることなどを、述べました。
国連が役割を果たすこと、世界中の人々一人一人が考えをもって行動すること、これらが同時進行することによって初めて、国際秩序回復が実現すると言えます。そして、その延長線上で、長期視点のインフレ低下が実現すると、筆者は考えています。
ここで述べている長期視点のインフレとは、以下の図で示している、原材料価格高を起点としたインフレである「コストプッシュインフレ」の要因の一つであり、資源武器利用(出し渋り)の横行、マネーストック(通貨供給量)の増加などが原因で起きている、国際協調によって抑制できるインフレを指しています。
アメリカの中央銀行に当たるFRB(米連邦準備制度理事会)や日本の日本銀行などの中央銀行による利上げによって鎮静化することが期待されるインフレではありません。インフレにも種類があることに、留意が必要です。
高市首相の演説や国連事務総長のビデオメッセージなどから考えることができるインフレ対策は、世界中で進行している、「秩序よりもビジネスを優先する動き」が生んだ、資源武器利用の横行とマネーストックの増加を国際協調によって抑え込むことです。
図:現在発生している長期視点のインフレのイメージ

出所:筆者作成
