原油反発。中東情勢の悪化懸念などで。100.78ドル/バレル近辺で推移。
金反落。ドル指数の反発などで。4,131.17ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。27年01月限は19,865元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。26年12月限は727.2元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで2,487.37ドル(前日比24.53ドル縮小)、円建てで13,322円(前日比18円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(10月20日 18時34分時点 6番限)
金 21,426円/g
白金 8,104円/g
ゴム 451.0円/kg
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)
●NY原油先物(期近) 月足 単位:ドル/バレル

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「代替策も封じられ、主要国の在庫が急減」
前回は、「『100ドル』を超えたWTI原油先物価格」と題して、NY原油先物価格(2026年 中心限月 日次平均 2026年10月16日まで)について、述べました。
今回は、「代替策も封じられ、主要国の在庫が急減」と題して、二つの重要航路、サウジアラビア、イスラム武装組織などについて、述べます。
足元の中東地域の状況を確認します。同地域では、複数の大きい規模のイスラム武装組織が活動しています。特に足元、以下の図に示す、アラビア半島の南西部に位置するイエメンで活動している「フーシ派」と呼ばれる組織の活動が活発化しています。
フーシ派は、イランから資金や武器などの支援を受けているとされています。それを使い、サウジアラビアの石油関連施設などを攻撃しているといわれています。
また、フーシ派はホルムズ海峡の代替と目されたアラビア半島南西部のバブ・エル・マンデブ海峡を航行する、サウジアラビア関連の船舶などに対して妨害活動を行っているとされています。
妨害活動は、2023年10月に発生したハマスによるイスラエルへの大規模な奇襲作戦以降、大きな懸念となっていましたが、足元では妨害活動が先鋭化しているといえます。こうしたフーシ派の妨害活動により、米国とイランなどによって実質的に封鎖されているホルムズ海峡の代替と期待されたバブ・エル・マンデブ海峡も、大きな制約を受けています。
さらには、サウジアラビアがフーシ派の活動を鎮圧するため、イエメンの暫定政府に軍事的な支援をしているといわれています。これを受け、サウジアラビアとフーシ派の関係が一層、悪化しています。
情勢悪化前、世界の原油輸出量のおよそ2割が通過していたとされるホルムズ海峡、そしてその代替と期待されたバブ・エル・マンデブ海峡、足元、どちらも大規模な航行障害が発生しています。そのひずみの一つが、米国の原油戦略備蓄の激減です。
EIA(米エネルギー情報局)のデータによれば、米国の原油戦略備蓄は激減しています。足元、2010年代のピークに比べおよそ半分です。ウクライナ戦争勃発直後に行われた、欧州への原油供給時に同備蓄の取り崩しが行われました。その後、やや回復したものの、今回の中東情勢の悪化を受けて、再び取り崩しが始まりました。
米国の原油戦略備蓄だけでなく、経済協力開発機構(OECD)の石油在庫など、世界の主要な国々のエネルギー関連の在庫が、減少傾向にあります。中東情勢の悪化により、もともと中東地域から原油を調達していた国々が、米国など、他の地域から調達しているためです。
図:二つの重要航路、サウジアラビア、イスラム武装組織など

出所:各種資料およびmap chartを用いて筆者作成
金反落。ドル指数の反発などで。4,131.17ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。27年01月限は19,865元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。26年12月限は727.2元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで2,487.37ドル(前日比24.53ドル縮小)、円建てで13,322円(前日比18円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(10月20日 18時34分時点 6番限)
金 21,426円/g
白金 8,104円/g
ゴム 451.0円/kg
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)
●NY原油先物(期近) 月足 単位:ドル/バレル

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「代替策も封じられ、主要国の在庫が急減」
前回は、「『100ドル』を超えたWTI原油先物価格」と題して、NY原油先物価格(2026年 中心限月 日次平均 2026年10月16日まで)について、述べました。
今回は、「代替策も封じられ、主要国の在庫が急減」と題して、二つの重要航路、サウジアラビア、イスラム武装組織などについて、述べます。
足元の中東地域の状況を確認します。同地域では、複数の大きい規模のイスラム武装組織が活動しています。特に足元、以下の図に示す、アラビア半島の南西部に位置するイエメンで活動している「フーシ派」と呼ばれる組織の活動が活発化しています。
フーシ派は、イランから資金や武器などの支援を受けているとされています。それを使い、サウジアラビアの石油関連施設などを攻撃しているといわれています。
また、フーシ派はホルムズ海峡の代替と目されたアラビア半島南西部のバブ・エル・マンデブ海峡を航行する、サウジアラビア関連の船舶などに対して妨害活動を行っているとされています。
妨害活動は、2023年10月に発生したハマスによるイスラエルへの大規模な奇襲作戦以降、大きな懸念となっていましたが、足元では妨害活動が先鋭化しているといえます。こうしたフーシ派の妨害活動により、米国とイランなどによって実質的に封鎖されているホルムズ海峡の代替と期待されたバブ・エル・マンデブ海峡も、大きな制約を受けています。
さらには、サウジアラビアがフーシ派の活動を鎮圧するため、イエメンの暫定政府に軍事的な支援をしているといわれています。これを受け、サウジアラビアとフーシ派の関係が一層、悪化しています。
情勢悪化前、世界の原油輸出量のおよそ2割が通過していたとされるホルムズ海峡、そしてその代替と期待されたバブ・エル・マンデブ海峡、足元、どちらも大規模な航行障害が発生しています。そのひずみの一つが、米国の原油戦略備蓄の激減です。
EIA(米エネルギー情報局)のデータによれば、米国の原油戦略備蓄は激減しています。足元、2010年代のピークに比べおよそ半分です。ウクライナ戦争勃発直後に行われた、欧州への原油供給時に同備蓄の取り崩しが行われました。その後、やや回復したものの、今回の中東情勢の悪化を受けて、再び取り崩しが始まりました。
米国の原油戦略備蓄だけでなく、経済協力開発機構(OECD)の石油在庫など、世界の主要な国々のエネルギー関連の在庫が、減少傾向にあります。中東情勢の悪化により、もともと中東地域から原油を調達していた国々が、米国など、他の地域から調達しているためです。
図:二つの重要航路、サウジアラビア、イスラム武装組織など

出所:各種資料およびmap chartを用いて筆者作成
