小幅続伸、イラン核合意の行方を警戒しつつ小動き=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物6月限(WTI)(終値)
1バレル=68.19(+0.14 +0.21%)

 ニューヨーク原油の期近は小幅続伸。終値の前営業日比は、期近2限月が0.14~0.16ドル高。その他の限月は0.07ドル安~0.24ドル高。

 米国がイランの核開発を制限する多国間合意から離脱し、経済制裁を再開しようとしていることから、イランの供給減少を警戒して買いが優勢だった。経済危機のベネズエラで減産が続いていることも支援要因。ただ、反発局面に入っているドルインデックスが1月以来の高水準を更新していることが重しとなり、方向感ははっきりとしなかった。

 時間外取引で6月限は堅調に推移。通常取引の開始を控えて68.78ドルまで上昇したが通常取引開始後は失速し、67.71ドルまで下げに転じた。ただ、下げた場面では再び買いが優勢となり、プラス圏で引けた。

(minkabu PRESS編集部) 

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。