小反落、トランプ米大統領の発言によるドル買い戻しが重しに=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物3月限(WTI)(終値)
1バレル=65.51(-0.10 -0.15%)

 ニューヨーク原油の当限は小反落。終値の前営業日比は、期近2限月が0.10ドル安~0.01ドル高。今週、米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で原油在庫が10週連続の減少となったことやドル安を手がかりに66.66ドルまで一段高となったが、ドル安が後退すると押し戻された。トランプ米大統領が「最終的には強いドルが望ましい」と述べたことがドル安の巻き戻しにつながった。

 時間外取引で3月限は66ドル前半を中心にしっかりと推移した。通常取引後は66.66ドルまで上げ幅を拡大し、2014年12月以来の高値を塗り替えた。ただ、トランプ米大統領の発言が伝わると引けにかけて急速に失速し、65.08ドルまでマイナス転換した。


                         (minkabu PRESS編集部) 

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