「軟調、円高が上値重い展開に!?」 米国株式市場ではNYダウは91ドル高と4営業日、続伸して引けております。 昨日ナイトセッションでは、FOMC議事要旨などを受けてドルが下落し、日経先物は一時2万150円付近まで下押しが入りました。 本日の 日経平均株価は円高が重荷となり軟調、売り一巡後は米国株の上昇に伴う買い支えも入り底堅い展開となりそうです。 ユーロ/ドルは0.8%高の1.1537ドル。約3カ月ぶりの高値水準を回復しました。 取引序盤には予想外にマイナスとなったドイツの11月貿易収支や2014年11月以来の低水準に落ち込んだ仏消費者信頼感指数を受け、下落する場面もありました。 なお、ドル/円は108円10銭台で推移中。 本日の日経先物は、2万300円前後で寄り付くことが想定され、上値は2万470円を持続的に回復維持できれば2万520円を示現、下値は2万200円を持続的に割り込むと2万150円を示現する可能性があります。 【本日の作戦】 方向性は、「もみ合い」を想定しております。 よって、上げれば「戻り売り」から、下げれば「押し目買い」からのエントリーで細かくスキャルピングが良いように思います。 2万420円以上のレートで引けるかどうかに注目しております。 ※Twitter「ひとり言トレード」でつぶやく時もあり。 【注目レート】 2万500円、2万470円、2万430円、2万300円、2万250円、2万160円、2万100円、2万40円、2万円。 方向性を加味した上で、注目レート付近でポジションを取ってみる。次の注目レート、もしくはその次の注目レート(ゾーン含め)を逆に抜けるとロスカット目安、ポジションと同方向にレートが動いた場合は、次の注目レート(ゾーン含め)手仕舞いを狙ってみる、などの見方、使い方ができるかと思います。 さあ、今日も頑張って参りましょう~! ●日経先物について 先物といえば、大豆、とうもろこし、ガス、金?? 先物って怖い!?という勘違いの声もよく耳にします。 日経平均株価の派生商品となるのが、日経225先物です。つまり、日経平均株価に連動して動きます。 ●日経225先物のメリット ・日本経済の動きがわかる。 ・投資対象が「日経平均株価」ただ1つ。銘柄を選ばなくてよい。 ・日経平均株価が上がる、下がるを予想するだけ。 ・下がると思えば売建ができる(その場合、下がれば利益となります)。 ・取引回数に制限がないため、一日に何度も取引ができる。 ・手数料が安い。 ・倒産などのリスクがない。 ・ほぼ24時間、取引ができる。 ・インサイダーなどもなく、極めてフェアな市場(日経平均指数だから)。 ・資金効率が高い、レバレッジが効く(少ない証拠金で多くの利益を狙える)。現在であればミニ1枚の取引で約6万6000円ほどの証拠金(SPAN証拠金は変動します)。 ・証拠金(ミニ1枚)で日計り1万円のプラス収支も十分見込めます。 ●日経225先物のデメリット ・レバレッジ効果によるリスク。 ・SQ毎に必ず決済しなければならない。 ・株主優待、配当などはない。 効率よくお金を稼ぐのに株、FXでは10万円の資金で一日1万円の利益はなかなか難しいです。その点、日経先物の魅力は上記に挙げている通りです。 ※取引をするには「先物・オプション」口座の開設が別途必要になります。 株、FXをご経験者の皆様も一度触ってみてはいかがでしょうか。 【本日の経済スケジュール 】 1月10日(木) 【国内】 □週間対外及び対内証券売買契約等の状況(8:50) □前々週分対外及び対内証券売買契約等の状況(8:50) □12月外貨準備状況(8:50) □黒田東彦日銀総裁が支店長会議で挨拶(9:30ごろ) □12月輸入車販売台数(10:30) □12月都心オフィス空室率(11:00) □12月車名別新車販売台数(11:00) ★11月景気動向指数(14:00) □1月地域経済報告(さくらリポート)(14:00) □30年国債入札 □ファストリ <9983> が12月国内ユニクロ売上高を発表(15:00過ぎ) 【海外】 ★中国12月生産者物価指数(10:30) ★中国12月消費者物価指数(10:30) □ECB理事会議事要旨(12月13日開催分、21:30) □米国週間新規失業保険申請件数(22:30) □米国11月卸売在庫(11日0:00) □米国11月卸売売上高(11日0:00) □パウエルFRB議長の発言(11日2:00) □米30年国債入札 ◆株式会社TML 代表取締役社長 堀田勝己 2017年4月トレードマスターラボ株式会社を設立(18年7月に株式会社TMLに社名変更)。株式会社みんかぶ運営の「トレードマスター225」では「トレードマスターM」の名前でメインMCとして登場している。 株探ニュース
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