きょうのNY為替市場、序盤はドル買いの展開が見られていたものの次第にドルは戻り売りが優勢となっている。きょうも主要な米経済指標の発表もなく、引続き特段の材料は見当たらないもののドルの上値が重い。米株や米国債利回りが下げに転じておりドルを圧迫しているようだ。 米税制改革への期待の一方で、今回の下院共和党の税制改革案では10年間で1.5兆ドルの財政赤字が生み出されると試算されている。一部では期待と同時に財政赤字拡大への懸念にも市場は意識を向け始めているのではとの指摘も聞かれる。ただ、財政赤字拡大については当初からわかっていた話でもあり、改めて強く意識する材料でもない。米利上げ期待も強まる中、このところのドル高にやや調整が入っているといったところかもしれない。 ドル円は114円台を回復してNY時間が始まったが、113円台に再び値を落としている。ただ、113円台に入るとファンド勢や個人投資家の買いも断続的に出るようで売りを強める動きまでには至っていない。一方、きょうは114.30付近で上値を止められているが、前日の下げから114.50水準には慎重になっている様子もうかがえる。 きょうはこのあと日本時間の4時台にイエレンFRB議長の米上院でのスピーチが予定されている。1900年代前半に活躍した経済学者ポール・ハワード・ダグラスの賞を受賞するようで、経済や金融政策に関する言及があるかは未知数。 minkabu PRESS編集部 野沢卓美
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