反落、IEA月報を嫌気=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物11月限(WTI)(終値)
1バレル=50.60(-0.70 -1.36%)
ブレント先物12月限(ICE) 56.25(-0.69 -1.21%)

 ニューヨーク原油は反落。終値の前営業日比は、期近2限月が0.70~0.67ドル安。国際エネルギー機関(IEA)が月報で、世界の石油需要の伸びが7-9月期にかけて鈍化したほか、9月の世界の原油生産量が日量9万バレル増加したと発表したことが嫌気された。ただ、米エネルギー情報局(EIA)の週報で原油在庫が減少したことが支えとなり、下げ幅を縮小した。

 時間外取引で11月限は軟調に推移。米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計で原油在庫が増加したことなどが嫌気された。通常取引開始にかけて一段安となった後、EIA週報発表後の荒っぽい値動きのなかで50.15ドルの安値をつけたものの、通常取引後半にかけてはやや下げ幅を削った。

                         (minkabu PRESS編集部) 

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