反落、米利上げ観測や供給面から売られる=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 NY原油先物11月限(WTI)(終値)      
 1バレル=49.29(-1.50 -2.95%)
 ブレント先物12月限(ICE) 55.62(-1.38 -2.43%)    

ニューヨーク原油の期近は反落。
                                
 朝方に発表された9月の米雇用統計で、非農業部門の雇用者数が前月比3万3000人減となったが、失業率が4.2%となり、前日の4.4%から低下し、12月の利上げ観測が一段と強まり、ドル高となったことで売り圧力が強まった。11月限は50ドルの節目を割り込むと下げ足を加速させ、49.10ドルまで下落。その後、ドルは反落したが、原油相場はガソリン、留出油の製品相場とともに戻りは鈍く推移。9月の石油輸出国機構(OPEC)加盟国の原油生産が増加した供給面からの弱材料が戻り圧迫要因となった。  

              (みんかぶ)       

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