【海外市場の注目ポイント】ECB理事会議事録など

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 日本時間午後8時半に9月7日開催の欧州中央銀行(ECB)理事会の議事録が発表される。9月7日の理事会では政策金利は据え置かれ、フォワードガイダンスも変更されなかったが、ドラギECB総裁は理事会後の会見で10月26日の理事会において量的緩和に関する決定の大部分を下すことを明らかにしていた。インフレが抑制されるなか、今回発表される議事録で量的緩和縮小のペースはかなり緩やかなものにとどまることが示唆される一方、引き続きユーロ高を懸念していることが明らかになれば、ユーロが売られる可能性がある。
  
 また、日本時間午後9時半には8月の米貿易収支、同午後11時には8月の米製造業受注も発表される。8月の米貿易収支は、大方の予想が427億ドルの赤字となっており、前月の437億ドルの赤字から赤字幅が縮小すると見込まれ、8月の米製造業受注は、大方の予想が前月比1.0%増となっており、前月比では2カ月ぶりに増加するとみられている。

minkabu PRESS編集部 

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