【海外市場の注目ポイント】８月の米ＰＣＥデフレータなど

　日本時間午後９時半に８月の米個人消費支出（ＰＣＥ）デフレータが発表される。大方の予想は前年比１．５％上昇となっており、前月の同１．４％上昇から前年比の伸びが加速すると見込まれている。米連邦準備理事会（ＦＲＢ）のインフレターゲットはＰＣＥデフレータであり、８月の米生産者物価指数や８月の米消費者物価指数に続いて予想を上回れば、米国の年内利上げ観測が一段と強まり、ドルが買われる可能性がある。
　　　
　また、日本時間午後９時半には８月の米個人所得・ＰＣＥも発表される。８月の米個人所得は、大方の予想が前月比０．２％増となっており、前月比では２カ月続けて増加するとみられ、８月の米ＰＣＥは、大方の予想が前月比０．１％増となっており、前月比では１９カ月続けて増加すると見込まれている。
　　　
　さらに、日本時間午後１０時４５分には９月の米シカゴ購買部協会景気指数、同午後１１時には９月の米ミシガン大学消費者信頼感指数確報値も発表される。９月の米シカゴ購買部協会景気指数は、大方の予想が５８．７となっており、前月の５８．９を下回り、２カ月ぶりに低下するとみられ、９月の米ミシガン大学消費者信頼感指数確報値は、大方の予想が９５．３となっており、速報値の９５．３から変わらないと見込まれている。
　　　
みんかぶ「KlugFX」東京　
 

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