ETF売買動向=27日大引け、全銘柄の合計売買代金991億円

配信元:株探
著者:Kabutan
 27日の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比7.8%減の991億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)20銘柄の売買代金は同0.1%減の881億円だった。

 個別ではNEXT 医薬品 <1621> 、ダイワ上場投信-MSCI日本株人材設備投資指数 <1479> 、NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信 <1489> 、ダイワ上場投信-MSCI日本株女性活躍指数(WIN) <1652> 、ダイワ電機・精密上場投信・TOPIX-17 <1642> など11銘柄が新高値。国際のETF VIX短期先物指数 <1552> が新安値をつけた。

 そのほか目立った値動きでは中国H株ブル2倍上場投信 <1572> が3.69%高、NEXT S&P500 VIX インバース <2049> が3.08%高と大幅な上昇。

 一方、NEXT 日経平均VI先物 <2035> は3.28%安、上場インデックスファンドS&P日本新興株100 <1314> は3.02%安と大幅に下落した。

 日経平均株価が63円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金606億8800万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日の平均721億8200万円を大きく下回っており低調。

 その他の日経平均ETFではNEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が122億7900万円、日経225連動型上場投資信託 <1321> が38億1100万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が32億3000万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が18億900万円、上場インデックスファンド225 <1330> が17億5200万円の売買代金となった。

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