続伸、製油所の復旧で米原油消費量は正常化へ=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物10月限(WTI)(終値)
1バレル=49.16(+0.50 +1.03%)
ブレント先物11月限(ICE) 54.20(+0.82 +1.54%)

 ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比は、期近2限月が0.48~0.50ドル高。米テキサス州を襲ったハリケーン「ハービー」の影響で、製油所の一部はまだ復旧していないものの、全体的には再開に向かっていることで、原油消費量が従来の水準に回復すると見通されている。大型ハリケーン「イルマ」が米メキシコ湾岸へ向かわず、フロリダ州へ上陸すると予報されており、米国の原油消費を妨げない見通しとなったことも相場を押し上げた。

 時間外取引から10月限は水準を切り上げた。通常取引開始後には48.80ドル付近まで押し戻される場面はあったものの下値は硬く、49.42ドルまで上昇。期近つなぎ足で8月10日以来の高値をつけた。

                               (みんかぶ) 

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