ETF売買動向=29日前引け、日興パ中国A、純金信託が新高値

配信元:株探
著者:Kabutan
 29日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比128.2%増の1319億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)20銘柄の売買代金は同129.9%増の1196億円だった。

 個別では純金上場信託(現物国内保管型) <1540> 、SPDRゴールド・シェア <1326> 、上海株式指数・上証50連動型上場投資信託 <1309> 、上場中国A株パンダ <1322> 、NEXT 金ブル <2036> など8銘柄が新高値。NEXT 金ベア <2037> 、ETFS とうもろこし上場投資信託 <1696> 、ETFS 小麦上場投資信託 <1695> 、NEXT 香港ハンセン・ベア <2032> 、NEXT NOTES東証REIT <2066> など7銘柄が新安値をつけた。

 そのほか目立った値動きではMAXISS&P三菱系企業群上場投信 <1670> が3.76%高、国際のETF VIX短期先物指数 <1552> が3.61%高と大幅な上昇。

 一方、NEXT S&P500 VIX インバース <2049> は3.23%安と大幅に下落した。

 日経平均株価が118円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金746億7900万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金328億8400万円を大きく上回る活況となった。

 その他の日経平均ETFではNEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が193億5100万円、日経225連動型上場投資信託 <1321> が77億8100万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が53億3000万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が38億3900万円、ダイワ上場投信-日経225 <1320> が36億800万円の売買代金となった。

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