好指標結果も反応薄、ポンド円は140円台前半に下落=ロンドン為替

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
好指標結果も反応薄、ポンド円は140円台前半に下落=ロンドン為替

 ロンドン市場前半の取引で、ポンドは好指標結果には反応が薄く、軟調な取引が続いている。ポンド円は東京午前に141円台をつけたあとは売りが継続、足元で140.12近辺まで安値を広げている。ポンドドルは1.29台をつけたあとは売られ続けており、1.2824レベルまで下落。

 きょう発表された英国関連の経済統計はいずれも良好な結果だった。7月の英公共部門純借入額はマイナス8億ポンドだった。予想はプラス3億ポンド、前回はプラス63億から57億ポンドへと改定された。借入額のマイナスは財政黒字となっていることを示している。8月の英CBI製造業受注指数は13と事前予想10や前回7月の10を上回った。30年来の高水準となった6月の16に次ぐ水準となった。ポンド安が輸出の伸びを支える状況が続いている。

GBP/USD 1.2825 GBP/JPY 140.12 EUR/GBP 0.9165 

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