好指標も反応なし　ドル円は本日安値圏のまま＝ＮＹ為替速報

　日本時間２３時に発表になったミシガン大消費者信頼感指数の速報値は９７．６と予想を上回り、今年１月以来の高水準に上昇した。米消費者のセンチメントは雇用や株価、ガソリン価格などが影響すると言われているが、株価はここ数日は調整の動きが強まっているが、８月は最高値更新が続き、労働市場も賃金の上げは鈍いものの、ほぼ完全雇用の状態で力強い動きをしている。

　ガソリン価格は上昇していたものの過去の水準から比べれば低水準でもあり、米消費者のセンチメントは高いようだ。

　ただ、指標に対する市場の反応は鈍く、ドル円は108.75近辺と今月の安値水準での推移が続いており、米国債利回りも下げたままの展開となっている。

　どうも関心はファンダメンタルズとは関係のないところにあるようだ。

USD/JPY　108.74　EUR/USD　1.1745

みんかぶ「KlugFX」 野沢卓美
 

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