反発、前日の下落の反動で=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物9月限(WTI)(終値)
1バレル=47.09(+0.31 +0.66%)
ブレント先物10月限(ICE) 51.03(+0.76 +1.51%)

 ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比は、期近2限月が0.30~0.31ドル高。米国でシェールオイルの増産が続いているほか、リビアやナイジェリアが石油輸出国機構(OPEC)全体の生産量を押し上げており、供給過剰が引き続き警戒されている一方で、世界的な過剰在庫はゆっくりと減少しつつあり、下値を支える要因となっている。世界的な在庫動向を示唆する米原油在庫は減少している。

 時間外取引で9月限は小高く推移した後、通常取引開始にむけて上げ幅を消すと46.46ドルまで軟化した。ただ、通常取引開始後は買いが優勢で47.19ドルまで上げに転じた。 

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