ドル円の上値は限定的、北朝鮮リスクで=東京市場前場概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 週明けの東京外国為替市場でドル円は109.45円付近まで強含んだものの、上値は伸びていない。朝鮮半島情勢の緊迫感は後退しておらず、ドル円の戻りは先週末のニューヨーク時間帯の高値水準までとなっている。米国の物価上昇率が弱いこともドル円の重し。

 日本の4-6月期国内総生産(GDP)の伸びが加速したことは、リスク選好の円安を後押しする材料だが、北朝鮮情勢が意識されるなかで、リスクを選好するような状況ではない。日経平均株価は続落している。

 中国の小売売上高や鉱工業生産指数に対する反応も限定的だった。

 ユーロ円は129円前半、ポンド円は142円前半、豪ドル円は86円半ばへ上昇した後、本日の高値圏でもみ合いとなっている。NZドル円は80円ちょうど付近で推移。

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