アジア株 総じて下落、北朝鮮リスクで上値重い

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間18:34現在
香港ハンセン指数   27444.00(-313.09 -1.13%)
中国上海総合指数  3261.75(-13.82 -0.42%)
台湾加権指数     10329.74(-140.64 -1.34%)
韓国総合株価指数  2359.47(-8.92 -0.38%)
豪ASX200指数    5760.93(-4.73 -0.08%)
インドSENSEX30種  31545.29(-252.55 -0.79%)

 10日のアジア株は、総じて下落。北朝鮮を巡る地政学リスクが引き続き圧迫要因となっており、軟調に推移する市場が多かった。8日に一時27年ぶりの高値圏まで上昇した台湾株は、利益確定の売りに押されて続落。

 上海総合指数は続落。素材や金融が下落した。鉄鋼メーカーの宝山鋼鉄、アルミ大手の中国アルミ、保険大手の中国平安保険、銀行大手の招商銀行、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)が売られた。
   
 香港ハンセン指数は続落。不動産、一般消費財・サービス、金融などの下げが大きい。不動産開発・投資会社のザ・ワーフ・ホールディングス、不動産開発会社のチョンコン・プロパティ・ホールディングス、自動車メーカーの吉利汽車控股(ジーリー・オートモービル)、ホテル・娯楽施設運営のギャラクシー・エンターテインメント、世界的金融グループのHSBCホールディングスが売られた。
   
 豪ASX200指数は小反落。公益事業、生活必需品の下げが目立つ。エネルギー会社のAGLエナジー、天然ガス輸送パイプライン運営会社のAPAグループ、小売大手のウールワース、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズ、ワインメーカーのトレジャリー・ワイン・エステートが売られた。
 

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