イエレン議長の議会証言でインフレ鈍化に言及、先週のFOMCでは声明で物価の現状認識の引き下げでドル売りと、ここにきて米国の物価動向への注目度が高まっています。 そうした中、1日火曜日の21時半に6月のPCE(個人消費支出)デフレータが発表されます。 米国のインフレターゲットの対象である同指標。 一般的にインフレターゲットの対象となる消費者物価指数(CPI)と水準はともかく傾向は似ていることに加え、CPIに比べて発表が遅いこともあり、注目度がやや下がりますが、実際の対象はあくまでこちらです。 6月のCPIは7月14日にすでに発表済みで 前年比+1.6%と5月分の+1.9%から鈍化、 食品やエネルギーを除いたコア指数が前年比+1.7%と前月と同水準となりました。 今週発表されるPCEデフレータの予想は 前年比+1.3%と前回の+1.4%から鈍化見込み。 同コア指数は前年比+1.4%と前回と変わらずとなっており、全体が下がりコアが5月と同じと、CPIと同様です。 ただ、水準がCPIよりかなり低いため、インフレの鈍化懸念につながります。 (専門的な話をすると、CPIがラスパイレス指数、PCEがラスパイレス指数とパーシェ指数の幾何平均のため、PCEの方が低く出がち、あと好調な住宅関連の寄与度がCPIの方が高いため、そちらでもCPIの方が高く出ます) 予想を下回って1.0-1.2%程度の数字が出てくると、インフレターゲットの2.0%とのかい離が意識され、ドル売りにつながりそうです。
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