FOMCなども予定されている来週の市場。 注目をもっとも集めそうなのが28日に発表される、米第2四半期GDP速報値である。 前期は弱めに出た米国のGDP。 特に速報値ベースでは、3年ぶりの低水準となる前期比年率わずか+0.7%にとどまり、トランポノミクス期待が広がる市場に冷や水を浴びせる展開が見られた。 改定値で+1.2%、確報値で+1.4%と回復を見せており、そこまで弱い数字というわけではないが、昨年12月期の+2.1%などと比べると、成長が鈍化という印象を与えた。 前回の弱い数字の背景には、GDPの約7割を占める個人消費の弱さが目立っていた。 個人消費は第1四半期の速報値時点で前期比年率わずか+0.3%という衝撃的な数字となり全体を押し下げる結果に。 改定値で+0.6%、確報値で+1.1%までしっかりと改善したものの。 それでも水準としては2013年以来の低水準で、昨年第4四半期の+3.5%から一気に鈍化したという印象を与えた。 今回、個人消費の予想は+2.9%とかなり強め。 とはいえ前回の反動があることに加え、堅調な労働市場、小売売上高などの数字を鑑みると十分にありそうな水準。 この個人消費に支えられる形で、全体の数字の予想も⁺2.5%と高水準が期待されている。 予想通りもしくはそれ以上の数字が出てくると、米経済の力強さを再認する形に。 年内の利上げ期待などにつながるとドルは大きく買い上げられる可能性も。 みんかぶ「KlugFX」山岡和雅
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