NY株式21日(NY時間12:38) ダウ平均 21553.07(-58.71 -0.27%) ナスダック 6383.77(-6.23 -0.10%) CME日経平均先物 19995(大証終比:-85 -0.43%) きょうのNY株式市場でダウ平均は続落。最高値更新からの利益確定売りが続いている。モラー米特別検察官がロシア疑惑の捜査を拡大させる中、トランプ大統領の経済政策への不透明感が強まっており、株式市場を圧迫している。 きょうはGEがダウ平均を圧迫。取引開始前に発表された決算は売上高、1株営業利益とも予想を上回ったものの減益決算となった。同社はキャッシュフローの脆弱さが指摘され、物言う株主からの圧力も強まっているが、4-6月期のキャッシュフローは改善したものの、市場からは今年の目標達成には下期はかなりの改善が必要になるとネガティブな見解を示されていた。 ダウ採用銘柄ではGEのほか、シェブロン、エクソンモービル が下落。ジョンソン&ジョンソン、キャタピラーも軟調。一方、好決算を発表したビザが上昇しているほか、ナイキが続伸している。ナイキは北米での販売は底打ちとのアナリストの見解を引続き評価。 ナスダックも利益確定売りから反落。マイクロソフトが好決算にもかかわらず反落しているほか、アップルやアマゾンも軟調。 マイクロソフトは1株利益が0.98ドルと予想の0.71ドルを大きく上回った。1株利益は携帯電話部門のリストラに伴う減損処理による税効果で0.23ドル嵩上げされているものの、それを割り引いても1株利益は予想を上回っている。また、将来の主力事業として力を入れているクラウドサービス「アジュール」の販売が倍増しており、質量ともにポジティブな内容と言えよう。しかし、株価は7月に入ってから上げを加速しており、前日は上場来高値を更新していた。既に好決算を織り込んで推移していた面もあり、噂で買って事実で売るといった展開になっているのかもしれない。 バージニア州の商業銀行のキャピタル・ワンが商いを伴って大幅高。前日引け後に4-6月期の決算を発表しており、予想を上回ったことが好感されている。 キャピタル・ワン 87.50(+6.49 +8.01%) アルファベット(C) 969.78(+1.63 +0.17%) フェイスブック 164.51(-0.03 -0.02%) ツイッター 20.27(-0.26 -1.25%) テスラ 330.63(+0.71 +0.22%) アマゾン 1024.60(-4.10 -0.40%) エヌビディア 168.72(+1.22 +0.73%) ダウ採用銘柄 J&J 135.18(-1.39 -1.03%) P&G 88.22(-0.39 -0.44%) デュポン 84.63(-0.20 -0.23%) ボーイング 211.71(+1.43 +0.68%) キャタピラー 106.18(-1.14 -1.06%) ユナイテッド 123.07(+0.62 +0.50%) ビザ 99.88(+1.77 +1.80%) ナイキ 59.67(+0.57 +0.99%) GE 25.93(-0.77 -2.84%) 3M 209.90(-2.55 -1.20%) エクソンモビル 80.27(-0.59 -0.73%) シェブロン 103.44(-1.19 -1.14%) コカコーラ 45.04(+0.22 +0.49%) ディズニー 107.04(-0.32 -0.30%) マクドナルド 153.57(-0.64 -0.42%) ウォルマート 75.94(-0.08 -0.11%) ホームデポ 147.00(-0.03 -0.02%) JPモルガン 90.97(-0.23 -0.25%) トラベラーズ 124.72(+0.15 +0.12%) ゴールドマン 220.03(-2.27 -1.02%) アメックス 85.64(+0.29 +0.34%) Uヘルス 191.66(+0.16 +0.08%) IBM 147.06(-0.60 -0.41%) アップル 150.14(-0.20 -0.13%) ベライゾン 43.97(-0.25 -0.58%) マイクロソフト 73.62(-0.60 -0.81%) インテル 34.64(-0.11 -0.32%) ファイザー 33.49(-0.06 -0.16%) メルク 62.59(-0.35 -0.56%) シスコ 31.91(+0.05 +0.16%) みんかぶ「KlugFX」 野沢卓美
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