NY株式20日(NY時間12:43) ダウ平均 21622.03(-18.72 -0.09%) ナスダック 6395.35(+10.31 +0.16%) CME日経平均先物 20080(大証終比:-10 -0.05%) 前半のNY株式市場でダウ平均は小幅安で推移している。取引開始前までに発表になっている決算はまちまちだが、概ね期待感は維持されている。きょうはホームデポの下げがダウ平均を圧迫。ライバルのロウズと伴にホームセンター株が相場を圧迫。塗料メーカーが通期の利益見通しを下方修正したことが嫌気されているようだ。 また、昨年の米大統領選挙におけるトランプ陣営とロシアとのつながりを捜査しているモラー特別検察官は、捜査の対象をトランプ氏や関係者のビジネスまで拡大していると伝わったことも売りを誘った。 ただ、企業業績に対する期待感は根強く下値では押し目買いも積極的に入り下値はサポートされている状況。 ダウ平均は一時63ドル安まで下落したが、下げ渋る動きも出て、現在は小幅安に留まっている。 寄り付き前にECB理事会やドラギ総裁の会見が伝わっていたが、慎重姿勢を強調した内容となっており、欧州債と伴に米国債利回りも下げており、銀行株は軟調に推移している。 ダウ採用銘柄ではホームデポが4%下落しているほか、トラベラーズ、アメックスが決算を受けて軟調に推移している。一方、ナイキが上昇しているほか、ジョンソン&ジョンソン、P&Gが堅調。 ナスダックはプラス圏で推移し、最高値更新が続いている。アマゾンやエヌビディア、フェイスブックが上昇。ネットフリックスは5日続伸し最高値を更新している。 この日予定されている引け後の決算はビザやイーベイが予定。 損害保険のトラベラーズが下落。1株利益が予想を下回ったことが嫌気されている。竜巻など自然災害による保険支払いのコストや低金利による運用低迷が利益を圧迫した。 アメックスが軟調。減益となったことが嫌気されている。前年比で33%減益となった。富裕層のつなぎ留めで特典を強化したことが利益を圧迫した。 クアルコムが大幅安。決算は上回ったものの、7-9月期の見通しが冴えなかったことが嫌気されている。主要顧客のアップルがライセンス料の支払いを中止したことが影響。 クアルコム 53.53(-3.25 -5.72%) アルファベット(C) 969.49(-1.40 -0.14%) フェイスブック 164.49(+0.35 +0.21%) ツイッター 20.68(+0.56 +2.78%) テスラ 326.52(+1.26 +0.39%) アマゾン 1030.52(+3.65 +0.36%) エヌビディア 166.92(+1.82 +1.10%) ダウ採用銘柄 J&J 136.85(+1.64 +1.21%) P&G 89.20(+0.85 +0.96%) デュポン 84.87(-0.48 -0.56%) ボーイング 210.39(-0.49 -0.23%) キャタピラー 107.67(-0.18 -0.17%) ユナイテッド 122.71(-0.37 -0.30%) ビザ 98.46(+0.21 +0.21%) ナイキ 59.00(+1.23 +2.13%) GE 26.77(-0.18 -0.65%) 3M 212.72(+0.62 +0.29%) エクソンモビル 81.14(+0.29 +0.36%) シェブロン 104.67(+0.21 +0.20%) コカコーラ 44.89(+0.06 +0.12%) ディズニー 107.33(+0.51 +0.47%) マクドナルド 155.00(+1.11 +0.72%) ウォルマート 76.04(+0.17 +0.22%) ホームデポ 146.58(-6.72 -4.38%) JPモルガン 91.12(-0.08 -0.09%) トラベラーズ 124.32(-2.14 -1.69%) ゴールドマン 222.51(-0.36 -0.16%) アメックス 84.80(-1.13 -1.32%) Uヘルス 190.64(+1.45 +0.77%) IBM 147.46(-0.07 -0.05%) アップル 150.90(-0.12 -0.08%) ベライゾン 44.32(+0.87 +2.00%) マイクロソフト 73.89(+0.03 +0.04%) インテル 34.63(+0.07 +0.20%) ファイザー 33.52(-0.11 -0.31%) メルク 63.12(+0.50 +0.80%) シスコ 31.91(+0.01 +0.02%) みんかぶ「KlugFX」 野沢卓美
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