【これからの見通し】消去法的な円安相場、イエレン議長講演に手掛かり探る 週明けの円安相場は消去法的な印象が強い。イタリア地銀の破綻処理や英保守党とDUPの閣外協力合意などで目先の不安材料が払拭されたことが一因のようだ。また、原油相場が先週の下げ足を一服させており、株式市場の調整もひとまず一巡している。 ドル円はきょうの東京午前に112円台をつけたが、その後は買い一服。クロス円も円売りの動きは一服。円安相場にはポジション調整やフロー主導の面もあって、米金利上昇見通しによる日米金利差拡大といった確たるテーマ性はなさそうだ。 きょうは金融当局者の発言予定が相次ぐ。ロンドン時間には、ドラギECB総裁、ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁、デベル豪中銀副総裁などの講演に加えて、カーニー英中銀総裁会見(金融安定化報告)が予定されている。いずれも各国の金融政策動向を探る上での重要人物。 そして、NY時間にはハーカー・フィラデルフィア連銀総裁、イエレンFRB議長、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁など米金融当局者の講演が予定されている。特にイエレン議長には聴衆からの質問が予定されており、突っ込んだ内容が期待される。 その他、経済指標では米S&Pケースシラー住宅価格指数(4月)と米コンファレンスボード消費者信頼感指数(6月)が発表される。消費者信頼感は116程度と予想されており、前回の117.9から低下する見込み。消費動向がインフレ圧力の原動力となるだけにやや不安な予想。また、米5年債入札(340億ドル)が実施される。 みんかぶ「KlugFX」 松木秀明
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