続伸、10ヶ月ぶりの安値圏から戻りが続く=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物8月限(WTI)(終値)
1バレル=43.38(+0.37 +0.86%)
ブレント先物8月限(ICE) 45.83(+0.29 +0.64%)

 ニューヨーク原油の期近は続伸。先週にかけて、供給過剰が早期に解消されないとの懸念から約10ヶ月ぶりの安値圏に下落したが、先週後半から手仕舞い主導で戻りを試している。四半期末要因でポジション調整の買い戻しが入りやすい。サウジアラビアなど4カ国が、断行したカタールに賠償金を含む不合理な要求を突きつけたことは、イランとサウジアラビアの緊迫感を高めている。

 8月限は時間外取引から堅調に推移し、43.65ドルまで上昇。通常取引開始にかけて上げ幅を削ると、42.63ドルまで下げに転じる場面はあったものの、取引後半にかけては再び買いが優勢となった。 

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