ドル円は111.45付近で推移している。きょうはロンドン時間から買いが優勢となり、111.70付近まで上昇していた。しかし、NY時間に入って、この日発表になった米耐久財受注が予想を下回る弱い内容となったことで、戻り売りが強まっている。米国債利回りも低下し、米株も序盤は買いが先行していたものの、原油が下げに転じていることもあり、伸び悩む動きとなっているようだ。 ただ、東京時間の111.30近辺より上は維持しており、ネガティブな外部環境の割には底堅い印象もある。先週からやや兆候が出ていたが、ドルよりも円安の動きが、クロス円と伴にドル円をサポートしている印象もある。 市場もインフレ鈍化懸念はあるものの、FRBは正常化に向けてタカ派な姿勢を堅持している。一方で、ユーロも上値を手掛けにくくなっている雰囲気もある中、円売りを選好している投資家も出ているのかもしれない。 スピード感はともあれ、欧米各国の中央銀行は出口戦略の方向に舵を切り始めている。一方で、日銀はしばらく無理との見方は強い。今週は金曜日に全国消費者物価が発表されるが、食品、エネルギーを除いたコアコア指数で前年比+0.1%が見込まれるなど、出口戦略にはほど遠い状況にあることは確かだ。その点は一番確実ということなのかもしれない。 USD/JPY 111.51 みんかぶ「KlugFX」 野沢卓美
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