反発、10ヶ月ぶりの安値圏から戻りを試すが重い=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物7月限(WTI)(終値)
1バレル=42.74(+0.21 +0.49%)
ブレント先物8月限(ICE) 45.22(+0.40 +0.89%)

 ニューヨーク原油は反発。終値の前営業日比は、期近2限月が0.21~0.22ドル高。約10ヶ月ぶりの安値圏に下落した反動が現れたが、戻りは限定的だった。石油輸出国機構(OPEC)の減産合意から除外されているリビアやナイジェリアの生産量が回復しているほか、米国も増産しており、世界的な供給過剰懸念が根強い。

 8月限は時間外取引から徐々に強含み、通常取引開始後に43.32ドルまで上げた。ただ、5日移動平均線すら試すことなく失速し、上げ幅を縮小して引けた。 

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