NY株式20日(NY時間16:25) ダウ平均 21467.14(-61.85 -0.29%) ナスダック 6188.03(-50.98 -0.82%) CME日経平均先物 20205(大証終比:+5 +0.02%) きょうのNY株式市場でダウ平均は反落。原油安が続いており、WTIは一時42ドル台まで下落する場面も見られた。これを受けエネルギー株の下げが相場を圧迫した。また、前日は買い戻されていたIT・ハイテク株も売り優勢。更に原油安によるインフレ鈍化への懸念から米国債利回りも下げており、銀行株も軟調な展開。 ダウ採用銘柄ではGEが下落したほか、シェブロン、エクソンモービルも軟調。インテル、マイクロソフトも下げている。反面、メルク、ファイザーといった薬品株が上昇し、アメックス、マクドナルド、コカコーラも堅調に推移。きょうはディフェンシブ系が買われたようだ。 ナスダックは反落。アップルやマイクロソフトの下げが指数を圧迫したほか、アルファベット、フェイスブックも軟調。エヌビディアも終盤に下げに転じている、AMD、テスラが高い。 受託研究など医薬品サービスのパレクセルが堅調。投資会社が同社を50億ドルで買収すると伝わっている。1株88.10ドルで全て現金での買収。 住宅建設のレナーが上昇。取引開始前に3-5月期の決算を発表しており予想を上回った。同社のミラーCEOは会見で、直近の弱い住宅指標とは対照的に、住宅市場はここ数年の緩やかな回復ペースよりは、正常な水準に戻すと見ていると強気な見方を示していた。 テスラが上昇。前日引け後に中国生産工場設立で合意が近いと伝わっていた。上海臨港経済開発区での工場設立が許可されとし、早ければ今週にも正式に公表される可能性もあるという。 半導体のマーベル・テクノロジーが上昇。アナリストが投資判断を中立から買いに引き上げたことが材料視されている。ただ、寄り付き直後には18ドル台に上昇する場面も見られたものの、その後は戻り売りに押される展開。 メキシコ料理のチポトレ・メキシカンが大幅安。TVCMやネット広告などマーケティング費用が前四半期よりも0.3%増加する可能性があることを明らかにした。 パレクセル 87.04(+3.12 +3.72%) レナー 53.87(+1.13 +2.14%) マーベル・テクノロジー 17.52(+0.07 +0.40%) チポトレ・メキシカン 425.60(-33.31 -7.26%) アルファベット(C) 950.63(-6.74 -0.70%) フェイスブック 152.25(-0.62 -0.41%) ツイッター 16.91(-0.15 -0.88%) テスラ 372.24(+2.44 +0.66%) アマゾン 992.59(-2.58 -0.26%) エヌビディア 157.09(-0.23 -0.15%) ダウ採用銘柄 J&J 134.22(+0.15 +0.11%) P&G 89.63(-0.23 -0.26%) デュポン 83.12(-0.44 -0.53%) ボーイング 198.33(-0.75 -0.38%) キャタピラー 107.04(-0.45 -0.42%) ユナイテッド 121.51(-0.34 -0.28%) ビザ 94.38(-0.41 -0.43%) ナイキ 51.56(-0.46 -0.88%) GE 28.13(-0.67 -2.33%) 3M 213.36(0.00 0.00%) エクソンモビル 82.31(-0.45 -0.54%) シェブロン 106.48(-0.98 -0.91%) コカコーラ 45.61(+0.23 +0.51%) ディズニー 103.94(-1.43 -1.36%) マクドナルド 154.07(+0.93 +0.61%) ウォルマート 75.54(+0.04 +0.05%) ホームデポ 157.67(-1.14 -0.72%) JPモルガン 87.52(-0.55 -0.62%) トラベラーズ 128.75(+0.48 +0.37%) ゴールドマン 225.10(-1.03 -0.46%) アメックス 82.51(+0.63 +0.77%) Uヘルス 183.27(+0.25 +0.14%) IBM 154.95(+0.11 +0.07%) アップル 145.01(-1.33 -0.91%) ベライゾン 45.94(-0.63 -1.35%) マイクロソフト 69.91(-0.96 -1.35%) インテル 34.86(-0.65 -1.83%) ファイザー 33.56(+0.34 +1.02%) メルク 64.53(+0.85 +1.33%) シスコ 31.85(-0.14 -0.44%) みんかぶ「KlugFX」 野沢卓美
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