NY株式20日(NY時間14:35) ダウ平均 21493.59(-35.40 -0.16%) ナスダック 6205.51(-33.51 -0.54%) CME日経平均先物 20195(大証終比:-5 -0.02%) NY時間の後半に入ってNY株式市場は軟調な動きが続いており、ダウ平均はマイナス圏での推移が続いている。原油が7ヵ月ぶりの安値水準に下落しており、エネルギー株の下げが相場を圧迫している。また、前日は買い戻されていたIT・ハイテク株の一角も売り優勢。 原油安によるインフレ鈍化への懸念から米国債利回りも下げており、銀行株も軟調な展開。ただ、その他の銘柄には堅調な動きも見られ、ダウ平均はいまのところ下げ幅を拡大する動きまでは見られていない。 ダウ採用銘柄ではGEが下落しているほか、シェブロン、エクソンモービルが下落。インテル、マイクロソフトも下げに転じている。反面、メルク、ファイザーといった薬品株が上昇し、アメックス、コカコーラも堅調に推移。 ナスダックは反落。アップルの下げが指数を圧迫しているほか、アルファベット、マイクロソフトが軟調。一方、エヌビディア、AMD、テスラが堅調に推移している。 受託研究など医薬品サービスのパレクセルが堅調。投資会社が同社を50億ドルで買収すると伝わっている。1株88.10ドルで全て現金での買収。 住宅建設のレナーが上昇。取引開始前に3-5月期の決算を発表しており予想を上回った。同社のミラーCEOは会見で、直近の弱い住宅指標とは対照的に、住宅市場はここ数年の緩やかな回復ペースよりは、正常な水準に戻すと見ていると強気な見方を示していた。 テスラが上昇。前日引け後に中国生産工場設立で合意が近いと伝わっていた。上海臨港経済開発区での工場設立が許可されとし、早ければ今週にも正式に公表される可能性もあるという。 パレクセル 87.16(+3.24 +3.86%) レナー 53.64(+0.90 +1.70%) アルファベット(C) 953.50(-3.87 -0.40%) フェイスブック 152.60(-0.27 -0.18%) ツイッター 17.03(-0.03 -0.20%) テスラ 372.86(+3.06 +0.83%) アマゾン 996.48(+1.31 +0.13%) エヌビディア 159.22(+1.90 +1.21%) ダウ採用銘柄 J&J 134.44(+0.37 +0.28%) P&G 89.81(-0.05 -0.06%) デュポン 83.12(-0.44 -0.53%) ボーイング 198.52(-0.56 -0.28%) キャタピラー 107.84(+0.35 +0.33%) ユナイテッド 121.57(-0.28 -0.23%) ビザ 94.70(-0.09 -0.09%) ナイキ 51.21(-0.81 -1.56%) GE 28.27(-0.53 -1.84%) 3M 213.09(-0.27 -0.13%) エクソンモビル 82.40(-0.36 -0.43%) シェブロン 106.47(-1.00 -0.93%) コカコーラ 45.70(+0.32 +0.71%) ディズニー 103.89(-1.48 -1.40%) マクドナルド 154.04(+0.90 +0.59%) ウォルマート 75.58(+0.08 +0.11%) ホームデポ 157.92(-0.89 -0.56%) JPモルガン 87.73(-0.34 -0.39%) トラベラーズ 128.60(+0.33 +0.26%) ゴールドマン 225.99(-0.14 -0.06%) アメックス 82.56(+0.68 +0.83%) Uヘルス 183.24(+0.22 +0.12%) IBM 155.03(+0.19 +0.12%) アップル 145.40(-0.94 -0.64%) ベライゾン 46.01(-0.56 -1.20%) マイクロソフト 70.07(-0.81 -1.14%) インテル 34.99(-0.52 -1.46%) ファイザー 33.68(+0.46 +1.38%) メルク 64.73(+1.05 +1.65%) シスコ 31.90(-0.10 -0.30%) みんかぶ「KlugFX」 野沢卓美
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。