NY株式14日(NY時間15:23) ダウ平均 21338.75(+10.28 +0.05%) ナスダック 6169.52(-50.85 -0.82%) CME日経平均先物 19850(大証終比:-30 -0.15%) 終盤のNY株式市場でダウ平均は小幅安、ナスダックは下げ幅を拡大している。朝方発表になった米小売売上高や消費者物価指数(CPI)が弱い内容となり、また、米週間石油在庫統計を受けて原油が下落している。 ネガティブな材料が相次いだものの、株式市場の反応は限定的。IT・ハイテク株が落ち着きを取り戻している中、前半はFOMCの結果待ちの雰囲気が強まっていた。 この日のCPIはインフレ鈍化傾向を鮮明にした。米国債利回りも大きく低下している中、銀行株が下落しているほか、原油の急落からエネルギー関連も軟調。一方、IT・ハイテクの上げがそれを相殺している格好となっている。 そのFOMCだが、前回とほぼ変わらず、FRBは正常化の姿勢を堅持している。利上げ見通しも今年はあと1回、来年は3回と3月時点から変化はない。この発表を受けて、IT・ハイテク株が再び売りに押されている状況。ただ、銀行が下げ渋っている状況。ダウ平均は小幅安に留まっている。 ダウ採用銘柄では、アップル、インテル、マイクロソフトが下落しているほか、シェブロン、エクソンモービルも軟調。一方、トラベラーズやホームデポ、GEが上昇している。 ナスダックは下落。FOMCの結果を受けてテスラはプラス圏を維持しているものの、アップルやアマゾン、フェイスブック、アルファベットなど主力IT・ハイテク株は下げに転じた。 医薬品のアルデイラが大幅安。アレルギー性結膜炎治療薬の臨床試験で主要目標に達しなかったことを明らかにしている。 税務・会計サービスのH&Rブロックが大幅高。2-4月期の決算を発表しており予想を上回った。 バイオ医薬品のアレクションが上昇。バイオジェンのクランシーCFOが7月に同社に加わり、同月31日付でCFOに就任すると発表した。 アルデイラ 4.58(-0.53 -10.29%) H&Rブロック 29.22(+2.23 +8.26%) アレクション 116.80(+8.80 +8.15%) アルファベット(C) 945.66(-7.75 -0.81%) フェイスブック 149.32(-1.36 -0.90%) ツイッター 16.65(-0.32 -1.89%) テスラ 377.54(+1.59 +0.42%) アマゾン 970.07(-10.72 -1.09%) エヌビディア 149.95(-1.45 -0.96%) ダウ採用銘柄 J&J 133.05(+1.03 +0.78%) P&G 88.45(+0.39 +0.44%) デュポン 82.87(-1.01 -1.20%) ボーイング 192.19(+1.10 +0.58%) キャタピラー 104.60(-1.15 -1.09%) ユナイテッド 119.77(-0.29 -0.24%) ビザ 95.26(+0.18 +0.19%) ナイキ 54.49(+0.18 +0.33%) GE 28.74(+0.29 +1.02%) 3M 210.01(+0.90 +0.43%) エクソンモビル 82.00(-0.96 -1.16%) シェブロン 106.36(-1.77 -1.64%) コカコーラ 45.32(+0.29 +0.64%) ディズニー 106.06(-0.50 -0.47%) マクドナルド 150.41(+0.59 +0.39%) ウォルマート 79.78(+0.26 +0.33%) ホームデポ 156.23(+2.24 +1.45%) JPモルガン 87.03(-0.24 -0.28%) トラベラーズ 127.93(+1.83 +1.45%) ゴールドマン 225.44(+1.24 +0.55%) アメックス 80.71(+0.12 +0.15%) Uヘルス 182.05(+1.00 +0.55%) IBM 153.24(-1.01 -0.65%) アップル 144.29(-2.30 -1.57%) ベライゾン 46.65(+0.19 +0.40%) マイクロソフト 69.71(-0.94 -1.33%) インテル 35.37(-0.51 -1.42%) ファイザー 32.69(+0.11 +0.34%) メルク 63.42(+0.15 +0.24%) シスコ 31.42(-0.28 -0.88%) みんかぶ「KlugFX」 野沢卓美
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