NY株式12日(NY時間12:10) ダウ平均 21199.74(-72.23 -0.34%) ナスダック 6159.15(-48.77 -0.77%) CME日経平均先物 19835(大証終比:-25 -0.13%) 前半のNY株式市場、きょうもIT・ハイテク株は売りに押されている。先週金曜日からの流れがなお続いているようだ。ナスダック指数は寄り付きから大幅安となり、一時1.5%安まで急落している。しかし、序盤の売りが一巡すると下げ渋る動きも見られており、下落率は0.75%まで戻す動き。 決算が好調だったこともあり、今年に入って急ピッチに上昇し、過熱感は高まっていた。特にアップルやアマゾン、、グーグルなどの時価総額は巨大化しており、いつ調整が入ってもおかしくはない状況ではあった。しかし、市場ではあくまでスピード調整の範囲ではあり、IT・ハイテク株の業績への先行き不透明感が高まっているわけではなさそうだ。 一方、産業株、そして、エネルギー株はきょうもしっかりと買いを集めており、相場全体の地合いが崩れているわけではなさそうだ。銀行株は序盤は上げて始まったものの、先ほどの米3年債入札を受けて米国債利回りが下げに転じており、銀行株も連れ安している。 ダウ採用銘柄ではGEが上昇しているほか、シェブロン、エクソンモービル、ナイキ、ベライゾンが上昇。一方、アップルやマイクロソフト、ユナイテッド・ヘルスがダウ平均を圧迫している。 GEは新CEOにヘルスケア部門の責任者フラナリー氏を指名した。16年間に及んだイメルトCEOの体制から脱却する。 ナスダックは続落。テスラは上昇に転じているものの、他のアップルやアマゾン、フェイスブック、アルファベットなど主力株はマイナス圏での推移を続けている。 バイオ医薬品のコヒーラスが急落。がん患者の化学療法の副作用を防ぐアムジェンの「ニューラスタ」のバイオシミラー(バイオ医薬品の後発版)の承認申請をFDAが却下したことが嫌気されている。 ハイテク株への一斉売りが強まる中、AMDも下落。米大手証券がマイニングに伴う需要は不安定と指摘した。 コヒーラス 15.03(-5.63 -27.24%) アムジェン 163.98(-0.08 -0.05%) AMD 12.07(-0.21 -1.71%) アルファベット(C) 939.58(-10.25 -1.08%) フェイスブック 148.02(-1.58 -1.06%) ツイッター 16.93(+0.03 +0.15%) テスラ 358.66(+1.34 +0.37%) アマゾン 968.27(-10.04 -1.03%) エヌビディア 149.71(+0.11 +0.07%) ダウ採用銘柄 J&J 131.64(+0.11 +0.08%) P&G 88.51(+0.35 +0.40%) デュポン 82.31(-0.59 -0.72%) ボーイング 189.25(-0.78 -0.41%) キャタピラー 105.95(+0.03 +0.03%) ユナイテッド 119.93(-0.71 -0.59%) ビザ 93.54(-1.02 -1.06%) ナイキ 54.06(+0.60 +1.13%) GE 29.01(+1.07 +3.88%) 3M 207.98(+1.05 +0.51%) エクソンモビル 82.88(+0.75 +0.93%) シェブロン 107.65(+1.25 +1.20%) コカコーラ 45.31(-0.01 -0.02%) ディズニー 106.38(+0.76 +0.73%) マクドナルド 149.13(-2.35 -1.55%) ウォルマート 79.09(-0.33 -0.42%) ホームデポ 152.37(-0.59 -0.38%) JPモルガン 86.59(-0.37 -0.44%) トラベラーズ 125.44(+0.21 +0.17%) ゴールドマン 220.53(-1.91 -0.87%) アメックス 80.00(-0.31 -0.39%) Uヘルス 177.87(-3.59 -1.98%) IBM 154.88(+0.78 +0.51%) アップル 144.94(-4.05 -2.61%) ベライゾン 47.15(+0.43 +0.93%) マイクロソフト 69.23(-1.09 -1.51%) インテル 35.72(+0.01 +0.03%) ファイザー 32.63(-0.14 -0.44%) メルク 64.28(-0.11 -0.17%) シスコ 31.27(-0.10 -0.32%) みんかぶ「KlugFX」 野沢卓美
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