材料出尽くしで急落、OPEC総会は9ヶ月間の減産延長で合意=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物7月限(WTI)(終値)
1バレル=48.90(-2.46 -4.79%)
ブレント先物7月限(ICE) 51.46(-2.50 -4.63%)

 ニューヨーク原油は急落。注目された石油輸出国機構(OPEC)総会では、OPEC加盟国とロシアなどの減産協力国が事前の想定通り9ヶ月間の減産延長で合意し、材料出尽くしとなった。減産に協力する新たな産油国がなかったことや、減産量の拡大がなかったことが失望売りを誘った。7月限は時間外取引で52.00ドルまで上昇し、約5週間ぶりの高値を更新した後、荒れ相場に突入し急落。通常取引開始前までは50ドルの節目を維持していたものの、通常取引開始後は48.53ドルまで一段安となった。 

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