NY株式24日(NY時間12:08) ダウ平均 20955.78(+17.87 +0.09%) ナスダック 6146.77(+8.06 +0.13%) CME日経平均先物 19760(大証終比:+20 +0.10%) きょうのNY株式市場でダウ平均は5日続伸。ロシア疑惑によるトランプリスクも市場は一服させる中、先行き期待から株式市場は堅調な動きが続いている。きょうは午後にFOMC議事録の発表が予定されており、その発表待ちの雰囲気が強まっている。 北朝鮮問題や仏大統領選などでリスク回避的な雰囲気も出ていた時期のFOMCの議事録だが、6月利上げやバランスシート縮小に関する手掛かりが何か出るか注目となる。弱かった消費者物価(CPI)や小売売上高発表前のFOMCでもあることから、比較的タカ派な内容も期待されるようだ。 朝方発表になった4月の米中古住宅販売件数は予想を下回り、在庫水準も悪化していた。しかし、悪化したとはいえ、ひっ迫した状況に変化はない。今月発表になっている住宅指標は弱い内容が相次いでいるが、市場もまだ住宅市場の減速までは警戒していないようだ。 ダウ採用銘柄ではデュポンやマクドナルド、メルクが上昇し、コカコーラやビザも堅調。一方、GEやシスコ、ベライゾンが軟調に推移している。 ナスダックも続伸。エヌビディアやフェイスブック、テスラが上昇。反面、アップルが下落している。 エヌビディアはソフトバンクが同社の株式40億ドル相当を購入し、第4位の大株主に浮上したと伝わっていた。保有比率は5%ルールをわずかに下回る4.9%だという。 食品加工、穀物大手のバンジが反落。前日はスイスの資源大手グレンコアが買収を検討していると報じられていたが、そのような協議はしていないと否定したことで失望売りが出ている。 ティファニーが大幅安。2-4月期の決算を発表しており、既存店売上高が予想外の減収となったことが嫌気されている。中国人観光客による爆買いが一服したことで、日本での既存店売上高が減少した。 バンジ 82.12(+0.42 +0.52%) ティファニー 85.77(-7.37 -7.91%) アルファベット(C) 949.93(+1.11 +0.12%) フェイスブック 149.13(+1.06 +0.72%) ツイッター 17.94(-0.21 -1.17%) テスラ 308.78(+4.92 +1.62%) アマゾン 972.55(+1.01 +0.10%) エヌビディア 139.05(+2.02 +1.47%) ダウ採用銘柄 J&J 127.43(-0.09 -0.07%) P&G 86.29(+0.21 +0.24%) デュポン 78.18(+0.84 +1.09%) ボーイング 183.82(+0.33 +0.18%) キャタピラー 104.06(+0.43 +0.41%) ユナイテッド 122.03(-0.04 -0.03%) ビザ 94.60(+0.74 +0.79%) ナイキ 51.83(-0.37 -0.71%) GE 27.88(-0.40 -1.41%) 3M 197.63(-0.10 -0.05%) エクソンモビル 82.13(-0.46 -0.55%) シェブロン 105.91(-0.36 -0.34%) コカコーラ 44.73(+0.34 +0.77%) ディズニー 107.45(+0.43 +0.40%) マクドナルド 149.26(+1.44 +0.97%) ウォルマート 78.25(-0.24 -0.31%) ホームデポ 154.82(-0.01 -0.01%) JPモルガン 85.41(-0.35 -0.41%) トラベラーズ 121.82(+0.16 +0.13%) ゴールドマン 220.96(+1.32 +0.60%) アメックス 76.97(-0.23 -0.30%) Uヘルス 175.36(+0.14 +0.08%) IBM 151.84(-0.19 -0.12%) アップル 152.88(-0.92 -0.60%) ベライゾン 45.05(-0.43 -0.95%) マイクロソフト 68.62(-0.06 -0.09%) インテル 36.10(+0.24 +0.67%) ファイザー 32.15(+0.01 +0.03%) メルク 65.07(+0.52 +0.81%) シスコ 31.41(-0.36 -1.12%) みんかぶ「KlugFX」 野沢卓美
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