アムジェンが軟調　骨粗しょう症薬の年内承認は難しいと言及＝米国株個別

　アムジェンが軟調。ベルギーのＵＣＢと共同開発していた骨粗しょう症治療薬「Ｅｖｅｎｉｔｙ」が年内に、ＦＤＡの許可を勝ち取ることは難しいであろうと言及したことが嫌気されている。同治療薬は治験の最終段階にあり、４千人の患者に投与している。骨粗しょう症で悩んでいる女性患者からは骨折の発生が減少しているといった症状も見られているものの、患者のうちの２．５％が深刻な心臓血管への副作用が確認されたとしている。

　この言及にライバルのラディウス・ヘルスの株価は大幅高となっている。

（NY時間15:42）
アムジェン　153.02（-3.49　-2.23%）
ラディウス・ヘルス　37.24（+2.31　+6.61%）

みんかぶ「KlugFX」 野沢卓美
 

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